登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問23
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問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 喉頭の後壁にある扁桃はリンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。
b 鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。
c 肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
d 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、代わりに二酸化炭素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
a 喉頭の後壁にある扁桃はリンパ組織が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。
b 鼻汁にはリゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。
c 肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
d 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、代わりに二酸化炭素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
- ( a、b )
- ( a、c )
- ( a、d )
- ( b、c )
- ( b、d )
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この過去問の解説 (3件)
01
d 酸素と二酸化炭素が逆になった引っかけ問題。第2章はこういう出題もあるので、気を抜かないように出題文を読み込みたいです。
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02
a:誤 喉頭が誤りです。正しくは咽頭です。
b:正 かぜやアレルギーのときなどには、防御反応として大量に鼻汁が分泌されます。
c:正 息を吸うときは、横隔膜が収縮して下がり、肋間筋が収縮します。息を吐くときは横隔膜が弛緩して元に戻り、肋間筋も弛緩します。
d:誤 二酸化炭素と酸素が逆です。二酸化炭素を拡散し、酸素を取り込んでガス交換を行います。
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03
正解:4 (b c)
呼吸器系に関する組み合わせ問題
a 誤:問題文は、「喉頭」を「咽頭」に置き換えると正しい文章になります。
b 正:問題文の通りです。鼻汁は、かぜやアレルギーなどに対する防御反応のひとつです。
c 正:問題文の通りです。
d 誤:問題文は、「酸素」と「二酸化炭素」を入れ替えると正しい文章になります。ちなみに、心臓から送られてくる血液(静脈血)は、肺動脈を通っています。
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