登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問37
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問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。
b 中毒性表皮壊死融解症は、最初に報告した二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれており、その発生頻度は人口100万人当たり年間1~6人と報告されている。
c 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも発症機序の詳細が明確にされており、発症を予測することが可能となっている。
d 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多いが、1ヶ月以上経ってから起こることもある。
a 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。
b 中毒性表皮壊死融解症は、最初に報告した二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれており、その発生頻度は人口100万人当たり年間1~6人と報告されている。
c 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも発症機序の詳細が明確にされており、発症を予測することが可能となっている。
d 皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多いが、1ヶ月以上経ってから起こることもある。
- ( a )誤 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
- ( a )誤 ( b )誤 ( c )正 ( d )正
- ( a )正 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正
- ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
- ( a )誤 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
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この過去問の解説 (3件)
01
c 現在、発症の詳細は解明されておらず、発症予測は難しいため注意が必要です。
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02
a:正 皮膚粘膜眼症候群はスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)とも呼ばれます。
b:誤 中毒性表皮壊死融解症は最初に報告をした医師の名前にちなんでライエル症候群とも呼ばれ、発生頻度は、人口100万人当たり年間0.4~1.2人と報告されています。
c:誤 いずれも発症機序の詳細は不明であり、発症の予測は困難です。
d:正 いずれもが発生は非常にまれであるとはいえ、一旦発症すると致命的な転帰をたどることがありますので、両眼に現れる急性結膜炎や、皮膚や粘膜の変化などの症状が現れたときは、直ちに皮膚科の専門医を受診する必要があります。
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03
正解:3 正 誤 誤 正
皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。皮膚粘膜眼症候群は、スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれています。
b 誤:問題文は、「中毒性表皮壊死融解症」の部分を「皮膚粘膜眼症候群」に置き換えると正しい文章になります。ちなみに中毒性表皮壊死融解症はライエル症候群とも呼ばれていて、発生頻度は人口100万人当たり年間0.4~1.2人です。
c 誤:中毒性表皮壊死融解症は、皮膚粘膜眼症候群の発展型であると言われています。どちらも詳しい発症機序は分かっていません。
d 正:問題文の通りです。
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