登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問38
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問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の副作用として生じる偽アルドステロン症に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 医薬品の長期服用後に初めて発症することはあるが、医薬品と食品との相互作用により起きることはない。
b 小柄な人や高齢者で生じやすい。
c 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる。
d 手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、喉の渇き等が主な症状となる。
a 医薬品の長期服用後に初めて発症することはあるが、医薬品と食品との相互作用により起きることはない。
b 小柄な人や高齢者で生じやすい。
c 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる。
d 手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、喉の渇き等が主な症状となる。
- ( a、b )
- ( a、c )
- ( a、d )
- ( b、d )
- ( c、d )
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この過去問の解説 (3件)
01
c 「偽」アルドステロン、という言葉のとおり、
副腎皮質からのアルドステロン分泌が「増加していないのに」、体内に水分と塩分(ナトリウム)が貯留し、カリウムが失われることで生じる病態です。
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02
a:誤 複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起きることもあります。
b:正 体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態で、初期症状に不審を感じつつも重症化させてしまう例が多いです。
c:誤 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずおきるために偽アルドステロン症と呼ばれています。
d:正 病態が進行すると、筋力低下、起立不能、歩行困難、痙攣等を生じます。
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03
正解:4 (b d)
医薬品の副作用として生じる偽アルドステロン症に関する組み合わせ問題
a 誤:偽アルドステロン症は、カンゾウに含まれているグリチルリチン酸を大量に摂取することで起こります。グリチルリチン酸の構造がアルドステロンによく似ていることが原因です。カンゾウは医薬品の他に、甘味料として食品などにもよく配合されています。
b 正:問題文の通りです。
c 誤:副腎皮質からアルドステロンが分泌されなくても起こります。
d 正:問題文の通りです。
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