登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問39

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の副作用として生じる精神神経障害及び無菌性髄膜炎に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 精神神経障害では、中枢神経系が影響を受け、物事に集中できない、不眠、不安、震え、興奮、うつ等の精神神経症状を生じることがある。

b 無菌性髄膜炎は、早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好であることがほとんどであり、重篤な後遺症が残った例はない。

c 無菌性髄膜炎は、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。
  • ( a )誤 ( b )誤 ( c )誤
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )正
  • ( a )誤 ( b )正 ( c )誤
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )誤
  • ( a )正 ( b )正 ( c )正

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この過去問の解説 (3件)

01

b 重篤な後遺症が残った報告もされています。

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02

答:2

a:正  症状にはほかに眠気もあり、比較的軽視されがちですが、乗物の運転の際は重大な事故につながる可能性が高いため、注意が必要です。

b:誤  重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されています。

c:正  多くの場合、発症は急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐、意識混濁等の症状が現れます。

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03

正解:2 正 誤 正

精神神経障害及び無菌性髄膜炎に関する問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:問題文は、「重篤な後遺症が残った例はない」の部分を「重篤な後遺症が残った例も報告されている」に置き換えると正しい文章になります。

c 正:問題文の通りです。全身性エリテマトーデス・混合性結合組織病・関節リウマチは、いずれも膠原病(免疫が自分自身の体を攻撃してしまう病気)に分類されています。

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