登録販売者の過去問 平成29年度 主な医薬品とその作用 問61

ｃ 逆で、かぜの約8割はウイルスが原因とされているため、間違っています。

ｄ 間違っています。インフルエンザは、 感染力が強く重症化しやすいです。

ａｂは正しいです。

解答:（ a、b ）

a.正

風邪は、通常人間が本来持っている免疫反応により、数日から一週間で自然寛解します。

b.正

急激な発熱を伴う場合や、症状が４日以上続くときは、肺炎や別の病気の疑いがあるため、医療機関を受診します。

c.誤

風邪の８割はウイルスによるもので、抗生物質が効かない場合がほとんどです。

d.誤

インフルエンザ（ 流行性感冒 ）は感染力が強く、特に高齢者や小児などは重症化しやすく、肺炎やインフルエンザ脳症などにも注意が必要となってきます。

a 正

かぜ症候群は、免疫機構によってウイルスが消滅すれば、通常は自然に寛解します。

b 正

かぜと紛らわしい症状は、喘息やアレルギー鼻炎、肺炎、急性肝炎などさまざまです。

急な発熱や4日間以上症状が続く場合は、受診をすすめます。

c 誤

かぜの原因は、おもにウイルスです。

そのほかの原因として、アレルギーや非感染性のものがあります。

d 誤

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因です。

感染力が強く重症化しやすいため、かぜとは区別して考えます。