登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問85
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問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問85 (訂正依頼・報告はこちら)
鼻炎用内服薬に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
鼻炎用内服薬では、( a )系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、( b )等の( c )成分が配合されている場合がある。
鼻炎用内服薬では、( a )系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、( b )等の( c )成分が配合されている場合がある。
- ( a )交感神経 ( b )フェニレフリン塩酸塩 ( c )アドレナリン作動
- ( a )交感神経 ( b )クロルフェニラミンマレイン酸塩 ( c )抗コリン
- ( a )副交感神経 ( b )フェニレフリン塩酸塩 ( c )アドレナリン作動
- ( a )副交感神経 ( b )クロルフェニラミンマレイン酸塩 ( c )抗コリン
- ( a )副交感神経 ( b )フェニレフリン塩酸塩 ( c )抗コリン
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この過去問の解説 (3件)
01
a 交感神経
b フェニレフリン塩酸塩
c アドレナリン作動
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02
a.交感神経
交感神経を刺激することで、血管が収縮します。
b.フェニレフリン塩酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン薬です。
c.アドレナリン作動
アドレナリンにより交感神経が刺激されます。また気管支拡張作用もあります。
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03
交感神経系を刺激するのは、アドレナリン作動成分で、心臓病や高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害の人などは相談することとなっています。
アドレナリン作動成分には、プソイドエフェドリン塩酸塩やフェニレフリン塩酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩などがあります。
アドレナリン作動成分は、交感神経刺激作用により鼻の粘膜の血管を収縮することで、鼻詰まりの症状を緩和します。
抗コリン成分は、粘液の分泌を抑えたり、鼻腔内の刺激伝達を抑えたりして、鼻水やくしゃみをしずめる作用があります。
抗コリン成分は排尿困難、高齢者、心臓病、緑内障の人などが服用に注意が必要です。
また、目のかすみや以上なまぶしさが副作用として現れることがあるため、服用後の車の運転はしないこととされています。
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