登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問86

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問86 (訂正依頼・報告はこちら)

眼科用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものがある。

b 人工涙液は、目の疲れや痒み、結膜充血等の症状を抑える成分が配合されているものである。

c 点眼薬の使用によって、全身性の副作用が現れることはない。

d コンタクトレンズをしたままでの点眼は、添付文書に使用可能と記載されていない限り行うべきでない。
  • ( a )誤 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
  • ( a )誤 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正
  • ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
  • ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )正
  • ( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )正

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この過去問の解説 (3件)

01

a 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものがある。→ありません。

b 人工涙液は、目の疲れや痒み、結膜充血等の症状を抑える成分が配合されているものである。→涙液不足に伴う目の乾き・異物感などの不快な症状を改善するための人工涙液なので、誤りです。

c 点眼薬の使用によって、全身性の副作用が現れることはない。 →ない、とは言い切れません。

dのみ正しい内容です。

参考になった数29

02

解答:2

a.誤
一般用医薬品には緑内障治療薬はありません。

b.誤
人工涙液には、目のかゆみ等を抑える医薬品成分は含まれていません。

c.誤
点眼薬は鼻腔を通って、鼻粘膜などから吸収され副作用を引き起こすことがあります。

d.正
ソフトコンタクトレンズは、防腐剤などがレンズに吸着されやすく、角膜に障害を引き起こす原因となります。

参考になった数6

03

a 誤

一般用医薬品は、慢性疾患の症状を改善するために使用するものではありません。

緑内障などは受診が必要です。

b 誤

人工涙液は、涙液成分を補います。

目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感に用います。

問題の説明は、一般用点眼薬についてです。

c 誤

点眼薬でも、発疹やかゆみなどの全身性の副作用が現れることがあります。

d 正

コンタクトレンズ着用時の使用可否は、添付文書に記載されています。

薬剤の効果が発揮できないことがあったり、悪影響を及ぼすおそれがあるので、使用可能と記載されている点眼薬を使用します。

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