登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問90

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

角質軟化薬及びにきび用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a ホモスルファミンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。

b クロラムフェニコールは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより抗菌作用を示す。

c サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。

d バシトラシンは、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示す。
  • ( a、b )
  • ( a、c )
  • ( b、c )
  • ( b、d )
  • ( c、d )

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この過去問の解説 (3件)

01

a ホモスルファミンは、細菌の「DNA合成」を阻害することにより抗菌作用を示しますので、誤りです。
d バシトラシンは細菌の「細胞壁合成を阻害」して抗菌作用を生じるため、誤りです。

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02

解答:3

a.誤
ホモスルファミンは細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示します。

b.正
クロラムフェニコール以外に硫酸フラジオマイシンなども細菌のタンパク質合成を阻害します。

c.正
サリチル酸は皮膚の角質軟化作用や消炎鎮痛作用があります。

d.誤
バシトラシンは抗菌剤で、細菌の細胞壁合成を阻害します。

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03

a 誤

ホモスルファミンは、サルファ剤です。

細菌のDNA合成を阻害して、抗菌作用を示します。

問題の説明は、バシトラシンです、

b 正

他の成分の同作用として、硫酸フラジオマイシンがあります。

c 正

サリチル酸は、角質軟化作用や、抗菌、抗真菌作用を示します。

d 誤

バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害して、抗菌作用を示します。

問題の説明は、イオウについてです。

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