登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問93

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問題

登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述にあてはまる滋養強壮保健薬に使用される配合成分はどれか。

腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素であるが、過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られている。
  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンB1
  • ビタミンB12

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この過去問の解説 (3件)

01

ビタミンに関する問題は、なかなか覚えづらいのですが、この出題は比較的やさしいです。
「腸管でのカルシウム吸収」「骨の形成」という言葉がでたら、ビタミンDと覚えましょう。

参考になった数35

02

滋養強壮保健薬に使用される配合成分について、
ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素でありますが、過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られています。
ビタミンD製剤は、エルゴカルシフェロールまたはコレカルシフェロールが主薬として配合された製剤です。
よって、2が正解です。

参考になった数24

03

1.誤

ビタミンAは、夜間視力の維持や、皮膚や粘膜の機能を維持する作用があります。

妊娠中のビタミンA大量摂取により、新生児の先天異常のリスクが増大することが報告されています。

2.正

ビタミンDは、過剰摂取により高カルシウム血症のおそれがあります。

脂溶性ビタミンです。

3.誤

ビタミンEは、抗酸化作用や血流を改善する作用があります。

体内の脂質を酸化から守る働きをしています。

脂溶性ビタミンです。

4.誤

ビタミンB1は、炭水化物の代謝に関与していて、不足すると発症するものに脚気があります。

神経の正常な働きを維持したり、腸管運動を促進する水溶性ビタミンです。

5.誤

ビタミンB12は、赤血球の形成を助けたり、神経の正常な働きを維持する作用があります。

水溶性ビタミンです。

参考になった数7