登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問95
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問95 (訂正依頼・報告はこちら)
漢方処方製剤に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 漢方処方を構成する生薬には、複数の処方で共通しているものもあり、同じ生薬を含む漢方処方製剤が併用された場合、作用が強く現れたり、副作用を生じやすくなるおそれがある。
b 用法用量において適用年齢の下限が設けられていないので、生後1ヶ月未満の乳児にも使用してもよい。
c 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間( 1ヶ月位 )継続して服用されることがある。
d 小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用は、相互作用を起こすため、避ける必要がある。
a 漢方処方を構成する生薬には、複数の処方で共通しているものもあり、同じ生薬を含む漢方処方製剤が併用された場合、作用が強く現れたり、副作用を生じやすくなるおそれがある。
b 用法用量において適用年齢の下限が設けられていないので、生後1ヶ月未満の乳児にも使用してもよい。
c 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間( 1ヶ月位 )継続して服用されることがある。
d 小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用は、相互作用を起こすため、避ける必要がある。
- ( a )正 ( b )正 ( c )正 ( d )誤
- ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )正
- ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )正
- ( a )誤 ( b )正 ( c )誤 ( d )正
- ( a )誤 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
ほかは正しいです。特に「d 小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用は、相互作用を起こすため、避ける必要がある。」こちらは基本かつ頻出問題です。必ず覚えておきましょう。
参考になった数20
この解説の修正を提案する
02
・漢方処方を構成する生薬には、複数の処方で共通しているものもあり、同じ生薬を含む漢方処方製剤が併用された場合、作用が強く現れたり、副作用を生じやすくなるおそれがあります。
・用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合でも、生後3か月未満の乳児には使用しないこととされています。
・症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間( 1ヶ月位 )継続して服用することが多いです。
・小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用は、相互作用を起こし間質性肺炎の副作用が出るおそれがあるため、避ける必要があります。
となります。
よって、
aは問題文の通りなので正しい。
bは「生後1ヶ月未満の乳児にも使用してもよい」が「生後3か月未満の乳児には使用しないこととされている」となり間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
dも問題文の通りなので正しい。
となるので、3が正解です。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
03
a 正
漢方薬でも、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害が生じることが知られています。
b 誤
適用年齢の下限が設けられていなくても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされています。
乳幼児の症状には一般用医薬品で一時的に対処するのではなく、受診をすすめることが大切です。
c 正
漢方医学の考え方によって構成されるのが、漢方薬です。
漢方処方は、処方自体がひとつの有効成分として独立したものという見方をされています。
使用する人の体質や症状等に適したものを使用するようにします。
d 正
インターフェロン製剤で治療を受けている人は、間質性肺炎が現れるおそれがあるため、小柴胡湯の併用は禁忌とされています。
また、肝臓病の診断を受けた人は、使用に際し医師への相談が必要です。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問94)へ
平成29年度(東京都)問題一覧
次の問題(問96)へ