登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問96
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ブシは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
b サイコは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d サンザシは、モクセイ科のレンギョウ又はシナレンギョウの果実を基原とする生薬で、鎮痛、抗菌等の作用を期待して用いられる。
a ブシは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
b サイコは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d サンザシは、モクセイ科のレンギョウ又はシナレンギョウの果実を基原とする生薬で、鎮痛、抗菌等の作用を期待して用いられる。
- ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
- ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )正
- ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
- ( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )誤
- ( a )誤 ( b )正 ( c )誤 ( d )正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
b 「マメ科のクズの」ときたらカッコン(葛根)ですので、誤りです。サイコ(柴胡)はセリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬です。
c 「サルノコシカケ科」ときたらブクリョウと覚えましょう、正しいです。
d サンザシは、バラ科のサンザシ又はオオミサンザシの偽果を基原とする生薬なので、誤りです。健胃、消化促進等の作用を期待して用いられます。
参考になった数79
この解説の修正を提案する
02
・ブシは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持ちます。
・サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられます。
・ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられます。
・サンザシは、バラ科のサンザシまたはオオミサンザシの偽果をそのまま、または縦切もしくは横切したもの基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられます。
となっています。
よって、
aは問題文の通りなので正しい。
bは「マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる」が「セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作用を期待して用いられる」となり間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
dは「モクセイ科のレンギョウ又はシナレンギョウの果実を基原とする生薬で、鎮痛、抗菌等の作用を期待して用いられる」が「バラ科のサンザシまたはオオミサンザシの偽果をそのまま、または縦切もしくは横切したもの基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる」となり間違い。
となるので、3が正解です。
参考になった数25
この解説の修正を提案する
03
a 正
ブシはそのほか、利尿作用や鎮痛作用も示しますが、プロスタグランジンの産生は抑制しません。
b 誤
サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬です。
抗炎症作用や解熱作用、鎮痛作用等を示します。
また、痔に伴う症状の緩和にも用いられます。
c 正
泌尿器用薬や、婦人薬に用いられます。
d 誤
サンザシは、バラ科のサンザシなどの偽果を基原とする生薬です。
健胃作用や消化促進作用を期待して用いられます。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問95)へ
平成29年度(東京都)問題一覧
次の問題(問97)へ