登録販売者の過去問
平成29年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問99
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問題
登録販売者試験 平成29年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問99 (訂正依頼・報告はこちら)
尿糖・尿タンパク検査薬を用いた検査に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性~弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
b 採尿の仕方として、出始めの尿を採取することが望ましい。
c 医薬品の中には、検査結果に影響を与える成分を含むものがある。
d 尿糖・尿タンパク検査薬は、検出する部分を長い間、尿に浸すほど、正確な検査結果が得られる。
a 通常、尿は弱酸性であるが、食事その他の影響で中性~弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
b 採尿の仕方として、出始めの尿を採取することが望ましい。
c 医薬品の中には、検査結果に影響を与える成分を含むものがある。
d 尿糖・尿タンパク検査薬は、検出する部分を長い間、尿に浸すほど、正確な検査結果が得られる。
- ( a )正 ( b )正 ( c )正 ( d )正
- ( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )誤
- ( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )正
- ( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )誤
- ( a )誤 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正
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この過去問の解説 (3件)
01
・通常、尿は弱酸性ですが、食事その他の影響で中性~弱アルカリ性に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがあります。
・採尿の仕方として、出始めの尿だと尿道に付着した細菌や分泌物が混入することがあるので、中間尿を採取することが望ましいです。
・医薬品や食事の中には、検査結果に影響を与える成分を含むものがあります。
・ 尿糖・尿タンパク検査薬は、検出する部分を長い間、尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがあります。
となっています。
よって、
aは問題文の通りなので正しい。
bは「出始めの尿」が「中間尿」となり間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
dは「正確な検査結果が得られる」が「検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある」となり間違い。
となるので、4が正解です。
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02
b 採尿の仕方として、出始めの尿を採取することが望ましい。
→出始めのあとの尿が望ましいため、誤りです。
d 尿糖・尿タンパク検査薬は、検出する部分を長い間、尿に浸すほど、正確な検査結果が得られる。
→あまり長い間放置すると、変質の可能性もあります。必要な時間だけ浸すことで、正確な検査結果が得られます。
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03
a 正
尿中の糖やタンパクの有無を調べる検査のため、疾患の有無や種類を判断するためのものではありません。
b 誤
採尿のタイミングは、出始めではなく中間尿を採取します。
c 正
医薬品だけでなく、食品にも検査結果に影響を与える成分を含むものがあります。
d 誤
検査薬を長く尿にひたすと、検査薬が溶け出してしまい、正確な検査結果を得られにくくなります。
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