登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問9
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品等の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 生薬成分が配合された医薬品と生薬成分が含まれた食品(ハーブ等)を合わせて摂取すると、その医薬品の効き目や副作用を増強させることがある。
b カフェインを含む総合感冒薬とコーヒーを一緒に摂取することによって、カフェインの過剰摂取となることがある。
c 外用薬や注射薬は、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受けることはない。
a 生薬成分が配合された医薬品と生薬成分が含まれた食品(ハーブ等)を合わせて摂取すると、その医薬品の効き目や副作用を増強させることがある。
b カフェインを含む総合感冒薬とコーヒーを一緒に摂取することによって、カフェインの過剰摂取となることがある。
c 外用薬や注射薬は、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受けることはない。
- a:正 b:正 c:正
- a:誤 b:正 c:誤
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:誤 c:正
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この過去問の解説 (4件)
01
a:正 生薬成分が含まれていても、医薬品的な効果効能が標榜されていなければ、ハーブ等として流通可能なものもあります。そうした食品との飲み合わせで相互作用が生じることがあります。
b:正 ビタミンA等も、食品との飲み合わせに注意が必要です。ビタミンAはレバー等の摂取によっても、過剰摂取になることがあります。
c:誤 外用薬や注射薬でも、体に入って作用する過程で食品との相互作用を生じる場合があります。
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02
a.正しい
医薬品との飲み合わせに注意が必要な代表的な食品として、
・アルコール
・カフェイン
・ハーブなどの生薬成分
があります。
特にハーブは体にいいイメージがあり、思わず併用してしまう可能性があるため、注意喚起が必要です。
b.正しい
カフェインの過剰摂取により、頭痛・動悸・めまいなどが起こります。
カフェインは総合感冒薬以外にも、解熱鎮痛薬、鼻炎薬にも含まれていることがあります。
また、食品では、コーヒー以外にも紅茶、煎茶、栄養ドリンクなどにも含まれていることもあり、風邪をひいた際、これらの併用には注意が必要です。
c.誤り
食品の中には代謝に影響を及ぼすものがあることなどから、外用薬・注射薬でも食品によって影響を受けることがあります。
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03
正解は 3 です。
a:正
いくつもの医薬品を併用した場合、または保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品および機能性表示食品)や健康食品を含む特定の食品と一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることを相互作用と言います。
b:正
飲み合わせに注意すべき食品には、他にアルコール(酒類など)があります。アルコールは主に肝臓で摂取されるため、よく摂取する人では、医薬品の代謝機能が高まりやすくなります。
c:誤
外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を与える可能性があります。
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04
正解:3 正 正 誤
医薬品等の相互作用に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。ハーブを過剰摂取すると、肝機能障害などの副作用が起こりやすくなります。
b 正:問題文の通りです。カフェインを過剰摂取すると、めまいや心拍数増加などの副作用が起こりやすくなります。
c 誤:内服薬だけでなく外用薬や注射薬も、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性があります。
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