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登録販売者の過去問 平成30年度 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問10

問題

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小児等への医薬品の使用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  一般用医薬品の使用上の注意において、乳児、幼児、小児という場合には、おおよその目安として、乳児とは3歳未満、幼児とは7歳未満、小児とは18歳未満をいう。
b  小児は、大人と比べて血液脳関門が発達しているため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくい。
c  乳児は、状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめることが望ましい。
d  小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。
   1 .
(a、b)
   2 .
(a、c)
   3 .
(a、d)
   4 .
(b、c)
   5 .
(c、d)
( 登録販売者試験 平成30年度 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問10 )
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この過去問の解説 (4件)

19
解答:5

a.誤り
乳児は1歳未満、幼児は7歳未満、小児は15歳未満と区分されています。
大人の薬が使えるようになるのは、基本的には15歳からです。

b.誤り
血液脳関門は、血液中の物質が脳に移行するのを防ぎます。
小児は血液脳関門が未発達なため、医薬品の成分が脳に達しやすくなります。

c.正しい
乳幼児は状態が急変しやすい以外にも、言葉が未発達なため、自分の容態の変化を表現することが難しいことがあります。そのため、医師の判断を優先させたほうが望ましいといえます。
また、医薬品の使用後は、十分に容態を観察することが大切です。


d.正しい
その他にも腎臓や肝臓が未発達なため、薬物の代謝・排泄に時間がかかり、薬物が体内に残りやすく、薬物の主作用・副作用が出やすくなるので、注意が必要です。

付箋メモを残すことが出来ます。
7
答:5

a:誤  乳児は1歳未満、幼児は7歳未満、小児は15歳未満とされています。

b:誤  血液脳関門は、小児では未発達であるため、中枢神経系(脳・脊髄)に作用する医薬品で、副作用を起こしやすいというリスクがあります。

c:正  夜間等の診察を受けられない場合以外は、受診を優先させるのが望ましいとされています。

d:正  このほかにも、医薬品の代謝・排泄に時間がかかるなど、小児の生理機能には未発達な点があるため、医薬品の使用には特に配慮する必要があります。

2

正解:5(c d)

小児等への医薬品の使用に関する組み合わせ問題

a 誤:おおよその目安として、乳児:1歳未満、幼児:7歳未満、小児:15歳未満です。

b 誤:小児は、大人と比べて血液脳関門が未発達なので、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいです。

c 正:問題文の通りです。

d 正:問題文の通りです。

1

正解は 5 です。

a:誤

一般用医薬品の使用上の注意において、乳児、幼児、小児という場合には、おおよその目安として、乳児とは1歳未満、幼児とは7歳未満、小児とは15歳未満をいいます。

b:誤

小児は、大人と比べて血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、中枢神経系に影響を与える医薬品の場合、副作用が起こりやすいです。

c:正

また、一般に乳幼児は、容体が変化しても自分の体調を適切に伝えることが難しいため、保護者などが状態を十分に観察することが重要です。

d:正

また、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがあります。

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