登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問8
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 相互作用は、医薬品が吸収、代謝、分布又は排泄(せつ)される過程で起こるものであり、医薬品が薬理作用をもたらす部位では起こらない。
b かぜ薬(総合感冒薬)と解熱鎮痛薬では、成分や作用が重複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。
c 複数の医薬品を併用した場合、医薬品の作用が増強することはあるが、作用が減弱することはない。
a 相互作用は、医薬品が吸収、代謝、分布又は排泄(せつ)される過程で起こるものであり、医薬品が薬理作用をもたらす部位では起こらない。
b かぜ薬(総合感冒薬)と解熱鎮痛薬では、成分や作用が重複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。
c 複数の医薬品を併用した場合、医薬品の作用が増強することはあるが、作用が減弱することはない。
- a:正 b:正 c:誤
- a:誤 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:正
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
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この過去問の解説 (4件)
01
a:誤 薬理作用をもたらす部位で起こる相互作用もあります。
例えば他の医薬品と併用した場合に、同じ成分が重複して、作用が強く出過ぎたりします。
b:正 症状がはっきりしている場合には、その症状にあった成分のみが配合された医薬品を使うことが、副作用や相互作用のリスクを減らすことにつながります。
c:誤 作用が減弱することもあります。減弱した場合、十分な効果が得られないことがあります。
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02
a.誤り
薬理作用をもたらす部位でも相互作用は起こり得ます。
似たような薬理作用を持つ薬剤を併用すれば、作用が強く出ることがあります。
b.正しい
風邪薬は、風邪の代表的な症状である、熱・鼻炎・咳などを鎮める成分が混在しています。そのため、解熱鎮痛薬を併用すると、作用が重複することが多いため併用は避けるようにします。
c.誤り
相互作用は医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることをいいます。
例えば胃腸薬と便秘薬を一緒に服用すると、便秘薬が早く溶けてしまい、効果が弱くなるなどの相互作用を起こすことがあります。
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03
正解は 2 です。
a:誤
相互作用は、医薬品が吸収、代謝、分布又は排泄(せつ)される過程で起こるものと、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものがあります。
b:正
かぜ薬(総合感冒薬)、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬などは、成分や作用が重複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされています。
c:誤
複数の医薬品を併用した場合、または保健機能食品や健康食品を含む特定の食品と一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が増強したり、作用が減弱することがあります。これを相互作用といいます。
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04
正解:2 誤 正 誤
医薬品の相互作用に関する正誤問題
a 誤:相互作用は、医薬品が薬理作用をもたらす部位でも起こります。
b 正:問題文の通りです。
c 誤:複数の医薬品を併用した場合、作用は増強することも減弱することもあります。
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