登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問26
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
血液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 血液全体の約40%を占める赤血球は、銅と結合したタンパク質であるヘモグロビンを含み、脾臓で産生される。
b 白血球の約60%を占める好中球は、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
c 白血球の約1/3を占める単球は、リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物を認識したり、それらに対する抗体を産生する。
a 血液全体の約40%を占める赤血球は、銅と結合したタンパク質であるヘモグロビンを含み、脾臓で産生される。
b 白血球の約60%を占める好中球は、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
c 白血球の約1/3を占める単球は、リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物を認識したり、それらに対する抗体を産生する。
- a:誤 b:正 c:誤
- a:正 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:正
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
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この過去問の解説 (4件)
01
a:誤 赤血球は骨髄で産生されます。
また、ヘモグロビンは、鉄分と結合したタンパク質で、酸素の供給を行っています。
b:正 好中球も骨髄で産生されます。食作用は貪食作用とも呼ばれます。
c:誤 単球が誤りです。正しくはリンパ球です。
白血球の約60%が好中球、30%がリンパ球、5%が単球、その他のアレルギーに関係するものが5%ほどとなっており、感染などによって数の増加や割合の変化が起こります。
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02
a.誤
ヘモグロビンは鉄分と結合したタンパク質です。ヘモグロビンが減少すると、貧血などに陥りやすくなります。
b.正
白血球は好中球、リンパ球、単球に分類され、体内に侵入したウイルスや細菌から体を守る働きをします。
c.誤
リンパ球に関する説明です。
単球は白血球のうち5%を占め、外傷を受けたときなどに侵入したウイルスや細菌を捕食して消化する貪食(どんしょく)細胞です。
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03
正解は 1 です。
a:誤
血液全体の約40%を占める赤血球は、鉄分と結合したタンパク質であるヘモグロビンを含み、骨髄で産生されます。
酸素量の多いところで酸素分子と結合し、酸素が少なく二酸化炭素が多いところで酸素分子を放出する性質があります。
b:正
白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物に対する防御を受け持つ細胞です。
形態や機能の違いにより、好中球・リンパ球・単球に分類されます。
c:誤
この設問は、リンパ球の説明です。
単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持ち、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれます。
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04
正解:1 誤 正 誤
血液に関する正誤問題
a 誤:ヘモグロビンは、鉄と結合したタンパク質です。また、赤血球は骨髄で産生されています。
b 正:問題文の通りです。
c 誤:問題文は、「単球」を「リンパ球」に置き換えると正しい文章になります。ちなみに単球は、白血球の約5%ですが最も大きく、強い食作用を持っています。マクロファージとも呼ばれています。
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