登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問25
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
循環器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 心臓の心室には、血液を取り込む側と送り出す側にそれぞれ弁があり、心臓の動き(拍動)と協調して交互に開閉する。
b 血液の粘稠(ちゅう)性は、主として血漿(しょう)の水分量や血中脂質量で決まり、赤血球の量はほとんど影響を与えない。
c リンパ液の流れは主に骨格筋の収縮によるものであり、流速は血流に比べて緩やかである。
d リンパ管は、互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある動脈につながるが、途中にリンパ節と呼ばれる結節がある。
a 心臓の心室には、血液を取り込む側と送り出す側にそれぞれ弁があり、心臓の動き(拍動)と協調して交互に開閉する。
b 血液の粘稠(ちゅう)性は、主として血漿(しょう)の水分量や血中脂質量で決まり、赤血球の量はほとんど影響を与えない。
c リンパ液の流れは主に骨格筋の収縮によるものであり、流速は血流に比べて緩やかである。
d リンパ管は、互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある動脈につながるが、途中にリンパ節と呼ばれる結節がある。
- (a、b)
- (a、c)
- (a、d)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (4件)
01
a.正
弁は血液の逆流を防ぐもので、心臓には4つの弁があります。
b.誤
血液の粘りは血漿の水分量や赤血球の量で決まります。
c.正
血液は心臓のポンプにより、リンパ液は骨格筋の収縮により流れています。
d.誤
リンパ液は一定方向に流れ、最終的には鎖骨の下にある静脈へと流れていきます。
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02
a:正 拍動とは心房で血液を集めて心室へ送り、心室から拍出する動きのことです。
b:誤 血液の粘稠性に影響を与えるものは、血漿の水分量や、赤血球の量です。血中脂質量はほとんど影響を与えません。
c:正 リンパ系にはポンプのようなものがないため、リンパ液は非常にゆっくり流れています。
d:誤 リンパ管は静脈につながっています。リンパ節の中では、リンパ液で運ばれてきた細菌やウイルスが排除されます。
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03
正解:2(a c)
循環器系に関する組み合わせ問題
a 正:問題文の通りです。
b 誤:問題文は、「赤血球の量」と「血中脂質量」を入れ替えると正しい文章になります。
c 正:問題文の通りです。
d 誤:問題文は、「動脈」を「静脈」に置き換えると正しい文章になります。
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04
正解は 2 です。
a:正
拍動とは、一般的に心臓の拍動(心拍)を指し、心臓の筋肉が電気刺激によって規則的に収縮と拡張を繰り返すことをいいます。
b:誤
血液の粘稠(ちゅう)性は、主として血漿(しょう)の水分量や赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えません。
c:正
リンパ液は血漿とほとんど同じ成分から出来ていますが、タンパク質が少なく、リンパ球を含んでいます。
d:誤
リンパ管は、互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある静脈につながります。リンパ管の途中にはリンパ節と呼ばれる結節があります。
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