登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問64

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問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

次の解熱鎮痛薬の配合成分のうち、ピリン系解熱鎮痛成分として正しいものはどれか。
  • アスピリン(アセチルサリチル酸)
  • サザピリン
  • エテンザミド
  • サリチルアミド
  • イソプロピルアンチピリン

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この過去問の解説 (3件)

01

1~4は全てサリチル酸系解熱鎮痛成分です。

現在では、イソプロピルアンチピリンが一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっています。

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02

5 イソプロピルアンチピリンは、一般用医薬品では唯一のピリン系です。
解熱鎮痛作用は比較的強いですが、抗炎症作用は弱いです。
ピリン薬疹に注意が必要です。
〜ピリンという成分名でも、ピリン系はこれだけです。

1 アスピリンは、サリチル酸系解熱鎮痛成分です。
血栓を固まりにくくする作用があります。
15歳未満の小児には使用できません。

2 サザピリンは、サリチル酸系解熱鎮痛成分です。
15歳未満は服用できません。

3 エテンザミドは、サリチル酸系解熱鎮痛成分です。
水ぼうそうやインフルエンザにかかっている15歳未満は、ライ症候群のおそれがあるため、服用を避けることとなっています。

4 サリチルアミドは、サリチル酸系解熱鎮痛成分です。
エテンザミドと同じで、ライ症候群のおそれがあるため、15歳未満の水ぼうそうやインフルエンザにかかっている人は、服用を避けることとなっています。

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03

解答:5 イソプロピルアンチピリン

イソプロピルアンチピリンは、解熱及び鎮痛の作用は比較的強いですが、抗炎症作用は弱いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されます。
一般医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっています。

アスピリン(アセチルサリチル酸)、サザピリン、エテンザミド、サリチルアミドは、サリチル酸系解熱鎮痛成分です。

参照:厚生労働省 試験問題の作成に関する手引き

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