登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問80
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問80 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述にあてはまる循環器用薬の配合成分はどれか。
心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられる。小児において心疾患によるこれらの症状があるような場合には、医師の診療を受けることが優先されるべきであり、15歳未満の小児向けの一般用医薬品はない。
心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされ、軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられる。小児において心疾患によるこれらの症状があるような場合には、医師の診療を受けることが優先されるべきであり、15歳未満の小児向けの一般用医薬品はない。
- ルチン
- コウカ
- ユビデカレノン
- ヘプロニカート
- イノシトールヘキサニコチネート
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この過去問の解説 (3件)
01
ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられます。
2.コウカ
キク科のベニバナで、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされます。冷え性や血色不良に用いられます。
4.ヘプロニカート、5.イノシトールヘキサニコチネート
ニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされます。ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多いです。
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02
ビタミン様物質です。
b コウカは、キク科のベニバナを基原とする生薬で、抹消の血行を流してうっ血を除く作用があります。
冷え性や、血行不良に用いられます。
c 正しいです。
ユビデカレノンは、コエンザイムQ10のことです。
肝臓や心臓等に多く存在し、ビタミンB群をともにエネルギー産生時に働き、心筋の酸素利用効率を高める作用があります。
d ヘプロニカートは、ニコチン酸を遊離して、抹消の血液循環を改善します。
e イノシトールヘキサニコチネートも、ヘプロニカートと同様の作用です。
どちらも、ビタミンEと併用されることが多い成分です。
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03
1 ルチン
ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられます。高血圧のほか、心臓病、動脈硬化、脳血管障害などの薬として用いられます。
また、ビタミンCの吸収を助けるはたらきがあります。
2 コウカ
コウカ(キク科のベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧縮して板状としたものを基原とする生薬)には、末梢の血行を促して鬱血を除く作用があるとされます。
月経不順や更年期障害など婦人薬に用いられます。
4 ヘプロニカート 5 イノシトールヘキサニコチネート
いずれの化合物もニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用を示すとされます。ビタミンEと組み合わせて用いられる場合が多いです。
レイノー病、バージャー病、閉塞性動脈硬化症などの末梢循環障害、凍瘡、凍傷の薬として用いられます。
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