登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問93

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問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

歯痛・歯槽膿(のう)漏薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  カンフルは、冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して配合されている。
b  サンシシは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬で、局所麻酔作用を期待して用いられる。
c  チモールは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して配合されている。
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:誤  b:正  c:誤
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:誤  b:誤  c:正

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この過去問の解説 (3件)

01

a ○

b ×
サンシシは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬だが、抗炎症作用を期待して用いられます。

c ×
チモールは、殺菌消毒作用を期待して用いられています。
炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して配合されるのはアラントインです。

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02

解答:4

a:正
カンフルは、冷感刺激成分です。
その他、メントール、ハッカ油、ユーカリ油等があります。

b:誤
サンシシは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬で、抗炎症作用を期待して用いられます。
「局所麻酔作用」が誤りです。

c:誤
チモールは、歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的とする殺菌消毒成分です。
その他、セチルピリニジウム塩化物、クロルヘキシジングルコン酸塩、イソプロピルメチルフェノール等があります。
記述は、アラントインです。


参照:厚生労働省 試験問題の作成に関する手引き

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03

a 正しいです。
カンフルのほかに、メントールやハッカ油があります。

b サンシシは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬です。
抗炎症作用や、血行促進作用があります。

c チモールは、殺菌消毒成分です。
歯肉溝での細菌の繁殖を抑える作用です。

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