登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問111
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問題
登録販売者試験 平成30年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問111 (訂正依頼・報告はこちら)
抗ヒスタミン成分を主薬とする一般用医薬品である催眠鎮静薬(睡眠改善薬)の添付文書等の使用上の注意に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a コーヒー等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないことと記載されている。
b 肝臓病の診断を受けた人は使用(服用)しないことと記載されている。
c 日常的に不眠の人、不眠症の診断を受けた人は使用(服用)しないことと記載されている。
d 神経過敏、興奮を起こすおそれが大きいため、15歳未満の小児は使用(服用)しないことと記載されている。
a コーヒー等のカフェインを含有する飲料と同時に服用しないことと記載されている。
b 肝臓病の診断を受けた人は使用(服用)しないことと記載されている。
c 日常的に不眠の人、不眠症の診断を受けた人は使用(服用)しないことと記載されている。
d 神経過敏、興奮を起こすおそれが大きいため、15歳未満の小児は使用(服用)しないことと記載されている。
- (a、b)
- (a、d)
- (b、c)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
a.誤
このような記載はありません。しかし、カフェインなどの神経興奮作用のある物質は、睡眠を妨げる恐れがあるため、摂取する時間や量などに注意が必要です。
b.誤
このような記載はありません。服用してはいけない人は、妊娠中の方などです。
c.正
一般薬はあくまでも一過性不眠などに対する対症療法で、慢性的に服用すると耐性や依存症を発現する場合があるので連用はしないようにします。
d.正
15歳未満の小児では、催眠とは逆に神経過敏、興奮が現れることがあるため、服用は避けます。
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02
催眠鎮静薬を服用する際には、タイミングをずらしたり控えたりすることも考慮が必要です。
b 使用できない人は、慢性的な不眠症状のある人、不眠症の診断を受けた人、小児、妊娠・授乳中の人です。
c 正しいです。
抗ヒスタミン成分を配合した催眠鎮静薬は、寝つきが悪いなどの一時的な睡眠障害を対象としています。
d 正しいです。
抗ヒスタミン成分は、小児には神経過敏や興奮の副作用がおこるおそれがあるので、使用できない人となっています。
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03
正解:5 (c d)
抗ヒスタミン成分を主薬とする一般用医薬品である催眠鎮静薬(睡眠改善薬)に関する組み合わせ問題
a 誤:使用上の注意に、このような記述はありません。
b 誤:抗ヒスタミン成分を服用していけないのは、妊婦・15歳未満の小児などです。
c 正:問題文の通りです。睡眠改善薬は、医療用医薬品である睡眠薬とは異なります。
d 正:問題文の通りです。
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