登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問10
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。
b 生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断できる。
c 喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥(えん)下障害)場合があり、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。
a 医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。
b 生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断できる。
c 喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥(えん)下障害)場合があり、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:正 b:正 c:正
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:誤 c:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2番です。
a: 正しい
文章の通り、医薬品の使用上の注意においての高齢者は65歳以上を指します。
小児の年齢区分も併せて覚えましょう。乳児:1歳未満、幼児:7歳未満、小児:15歳未満です。
b: 誤り
たとえは90歳以上と高齢でも元気な方、反対に60代と比較的若くても寝たきりの方など様々な人がいるように、生理機能の衰えの度合いは個人差が大きいものです。そのため、年齢で副作用のリスク増大の程度を判断することはできません。
c: 正しい
「嚥下障害」という言葉は覚えておきましょう。また高齢者の場合、嚥下障害に加え、医薬品の副作用で口渇を生じることが多くあり、この場合食べ物が誤って気管に張り込むこと(誤嚥・ごえん)が起きやすいといえます。誤嚥は肺炎を引き起こす要因となり、死に至る可能性がありますので注意が必要です。
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02
a 正
高齢者への情報提供の際は、特段の配慮が必要です。
細かい文字が見えにくかったり、説明の理解に時間がかかったりするため、家族や周囲の人の理解や協力も大切です。
b 誤
生理機能の衰えは個人差が大きいです。
生理機能が衰えるということは、医薬品の代謝や排泄に時間がかかり、作用や副作用が増強するということです。
c 正
飲み込む力が低下していたり、薬の副作用である口渇などで飲み込みにくく、誤嚥のおそれがあります。
また、基礎疾患をもっていることが多いので、複数の医薬品による相互作用にも気を付ける必要があります。
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03
正しい組み合わせは2です。
a~cの各文については以下のとおりです。
a.正しいです。文のとおりです。
b.誤りです。
生理機能の衰えの度合は個人差が大きいです。
そのため年齢から判断するのはとても難しいです。
c.正しいです。文のとおりです。
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