登録販売者の過去問 令和2年度 人体の働きと医薬品 問21
この過去問の解説 (3件)
正解は「膵(すい)臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化する酵素の供給を担っている。」です。
誤り
正しくは、機械的消化ではなく、化学的消化です。機械的消化とは、口の中で食物を細かくする(咀嚼・そしゃく)や消化管の運動により胃に食物を送り込む働きのことをいいます。
誤り
文章の前半は正しく、後半が誤りです。食道は喉元から上腹部のみぞおちまで続く管上の器官ですが、消化液の分泌腺は存在していません。
誤り
歯冠の表面はエナメル質で覆われています。その下が象牙質という硬い骨状の組織です。
誤り
ペプシノーゲンは胃酸によってタンパク質を消化する酵素であるペプシンとなります。
「炭水化物」の部分が誤りです。
正しい
膵臓は炭水化物に含まれるデンプンを分解するアミラーゼ、脂質を分解するリパーゼ、タンパク質を分解するトリプシンの前駆体であるトリプシノーゲンを生産しています。
正解は「膵(すい)臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化する酵素の供給を担っている。」です。
誤
消化酵素によって飲食物が分解されることを、化学的消化といいます。
膵臓から消化酵素が供給され、口腔や胃、小腸などで消化吸収されます。
誤
食道は、咽頭の下から胃に繋がる部分で、上部と下部に括約筋があり、胃の内容物の逆流を防ぎます。
消化液の分泌線はありません。
誤
歯冠の表面はエナメル質で覆われ、その下の象牙質が歯髄を取り囲んでいます。
エナメル質は、身体でもっとも硬い部分です。
誤
ペプシノーゲンは胃酸と合わさってペプシンになり、働きますが、その対象はタンパク質です。
炭水化物の消化吸収に関わるのは、アミラーゼやマルターゼです。
正
膵臓からは、アミラーゼ、トリプシノーゲン、リパーゼが、小腸へ向けて供給されます。
また、血糖値を調節するホルモンを分泌したり、胃で酸性になった内容物を中和するために、弱アルカリ性の膵液を十二指腸に分泌します。
正しいものは「膵(すい)臓は、炭水化物、タンパク質、脂質のそれぞれを消化する酵素の供給を担っている。」です。
各選択肢については以下のとおりです。
誤りです。
文中の「機械的消化」が誤りで、正しくは「化学的消化」です。
機械的消化とは、口腔内における咀嚼や消化管の蠕動運動などが関係します。
誤りです。
食道の位置についての説明は正しいです。
食道には消化液の分泌腺はありません。
誤りです。
歯冠の表面がエナメル質その内側が象牙質になっています。
誤りです。
文中の「炭水化物」が誤りです。
正しくは「タンパク質」です。
膵臓では、炭水化物のデンプンを分解するアミラーゼ、
タンパク質を分解するトリプシン、
脂質を分解するリパーゼなどの消化酵素が分泌されています。
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