登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問30
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
副交感神経系が活発になっているときの効果器(各臓器・器官)とその反応との関係の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 目 ――――――― 瞳孔散大
- 心臓 ―――――― 心拍数増加
- 気管、気管支 ―― 拡張
- 肝臓 ―――――― グリコーゲンの合成
- 腸 ――――――― 運動低下
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この過去問の解説 (3件)
01
副交感神経が活発になっているとき
1.目は瞳孔が収縮します。
眠るときに、光が入ってくる必要がないからです。
2.心臓は心拍数が減少し、血圧が低下します。
ゆったりとおだやかになるからです。
3.気管・気管支は収縮します。
動き回らないので、酸素はほどほどでいいからです。
4.正しいです。
ブドウ糖を貯めるためです。
5.腸は運動亢進します。
胃も同様に胃酸分泌が亢進されるのは、食物を消化吸収するためです。
交感神経が活発になっているときは、稀に例外もありますが、上記の反応とほぼ反対のものになります。
交感神経は活動時に優位となり、副交感神経は安息時に優位となります。
交感神経と副交感神経はまとめて自律神経です。
自律神経は、どちらが優位の方がいいということではなく、拮抗が取れている状態が理想です。
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02
正解は4番です。
1: 誤り
瞳孔の散大は交感神経が活発になった時に起こります。
2: 誤り
心拍数増加は交感神経が活発になったときに起こります。より多くの血液を送り出すためです。
3: 正しい
消化吸収、グリコーゲンの合成は副交感神経が活発になったときに起こります。
5: 誤り
腸の運動機能が低下するのは、交感神経が活発になった時です。
副交感神経が活発になると腸の運動が活発になり消化吸収が促進されます。
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03
正しいものは4です。
4以外については以下のとおりです。
1.誤りです。
瞳孔散大は交感神経系が活発な場合です。
副交感神経系が活発な場合は瞳孔収縮です。
2.誤りです。
心拍数増加は交感神経系が活発な場合です。
副交感神経系が活発な場合は、心拍数減少です。
3.誤りです。
拡張は交感神経系が活発な場合です。
副交感神経が活発な場合は収縮です。
5.誤りです。
運動低下は交感神経系が活発な場合です。
副交感神経が活発な場合は、運動亢進です。
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