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登録販売者の過去問 令和2年度 人体の働きと医薬品 問31

問題

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医薬品の有効成分の吸収等に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  眼の粘膜に適用する点眼薬の有効成分は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがあるため、眼以外の部位に到達して副作用を起こすことがある。
b  坐(ざ)剤の有効成分は、直腸内壁の粘膜から吸収され、容易に循環血液中に入り、初めに肝臓で代謝を受けてから全身に分布する。
c  錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。
d  有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合は、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける。
   1 .
(a、b)
   2 .
(a、c)
   3 .
(a、d)
   4 .
(b、c)
   5 .
(c、d)
( 登録販売者試験 令和2年度 人体の働きと医薬品 問31 )
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この過去問の解説 (3件)

27

正解は3番です。

a: 正しい

文章の通り、目の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されて眼以外の部位に到達して副作用を起こすことがあります。そのため、点眼後目頭を押さえることによって鼻涙管に薬液が入るのを防ぐ必要があります。

b: 誤り

坐剤は直腸の粘膜下にある静脈に吸収されて、一度心臓に戻り、また全身に送り出されます。つまり肝臓で代謝をうけることなく広がるので、一般的に効き目が早いとされます。

c: 誤り

ほとんどの内服薬は胃で溶けます。腸で溶けるのは、腸溶性製剤といい、腸で溶けるように特殊な設計をされているものです。

d: 正しい

文章の通りです。加齢などで皮膚のうるおいがなくなると、有効成分が浸透・拡散しにくくなると言われています。

付箋メモを残すことが出来ます。
8

a 正

点眼薬でも、発疹やかゆみなどの全身性の副作用が起こることがあります。

b 誤

坐剤は肛門付近の局所作用または、腸粘膜から吸収されて血中に移行して全身に作用します。

c 誤

固形剤は、胃で有効成分が溶出して、消化管で受動的に拡散され、小腸で吸収されます。

一部には腸溶性製剤もあります。

d 正

塗布する部分に汗や汚れがあると、有効成分の浸透を妨げるおそれがあります。

1

正しいものの組み合わせは3です。

a~dの各文については以下のとおりです。

a.正しいです。文のとおりです。

b.誤りです。

文中の「初めに肝臓で代謝を受けてから」の部分が誤りです。

直腸粘膜下には静脈が多く分布しており、そこから運ばれます。

c.誤りです。

文中の「小腸」が誤りで正しくは「胃」です。

d.正しいです。文のとおりです。

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