登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問85
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問85 (訂正依頼・報告はこちら)
眼科用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般的に、点眼薬の1滴の薬液量は、結膜嚢(のう)の容積より少ない。
b 人工涙液は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れやコンタクトレンズ装着時の不快感等には用いられない。
c 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の治療を目的としているものはない。
d 洗眼薬は、主に抗菌成分が配合されており、結膜炎(はやり目)やものもらい(麦粒腫)、眼瞼(けん)炎(まぶたのただれ)に用いられるものである。
a 一般的に、点眼薬の1滴の薬液量は、結膜嚢(のう)の容積より少ない。
b 人工涙液は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れやコンタクトレンズ装着時の不快感等には用いられない。
c 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の治療を目的としているものはない。
d 洗眼薬は、主に抗菌成分が配合されており、結膜炎(はやり目)やものもらい(麦粒腫)、眼瞼(けん)炎(まぶたのただれ)に用いられるものである。
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は a:誤 b:誤 c:正 d:誤 です。
a:誤 一般的に、点眼薬の1滴の薬液量は約50µlであるのに対して、結膜嚢(のう)の容積は約30µlで、点眼薬の1滴の薬液量の方が多いです。
b:誤 人工涙液は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられます。
c:正 一般用医薬品の点眼薬に、緑内障の治療を目的としているものはありません。
緑内障、角膜潰瘍、眼球への外傷などを生じている疑いがある場合は、眼科専門医への速やかな受診が必要です。
d:誤 洗眼薬は、主に目の洗浄、眼病予防に用いられ、涙液成分のほか、抗炎症成分、抗ヒスタミン成分などが配合されます。
抗菌成分が配合されており、結膜炎(はやり目)、ものもらい(麦粒腫)、眼瞼(けん)炎(まぶたのただれ)に用いられるものは抗菌性点眼薬に分類されます。
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02
a 誤
点眼薬の1滴は約0.05mlで、結膜嚢の容積は約0.03mlです。
一般的に、点眼薬の1滴の薬液量の方が多くなっています。
b 誤
人工涙液は、涙液成分を補う目的で用いられ、コンタクトレンズ装着時の不快感や目の疲れ、乾きなどに効果が期待できます。
c 正
緑内障は、医者の診察を受診する必要があります。
また、緑内障の人は眼圧の上昇や症状悪化の副作用が出るおそれのあるアドレナリン作動成分などが含まれている点眼薬もあるため、使用を避けます。
d 誤
洗眼薬は、目の洗浄や眼病予防を目的としています。
ものもらいに作用するサルファ剤のスルファメトキサゾールなどは、点眼薬のみです。
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03
正解→
a:誤 b:誤 c:正 d:誤
a)誤
正しくは結膜嚢(のう)の容積より多いです。
1滴量は点眼薬が約0.05mlに対して、結膜嚢は約0.03mlのため点眼薬の量が多いです。
b)誤
人工涙液は、コンタクトの装着による不快感や目の渇きのために使用されます。
c)正
d)誤
洗眼薬の作用には、説明文に記載があるような作用はありません。
主な目的は目の洗浄、眼病予防です。
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