登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問96
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問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問96 (訂正依頼・報告はこちら)
生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a カッコンは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙(けい)の作用を期待して用いられる。
b サイコは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を期待して用いられる。
c サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの地上部を基原とする生薬で、健胃、消化促進の作用を期待して用いられる。
d ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静の作用を期待して用いられる。
a カッコンは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙(けい)の作用を期待して用いられる。
b サイコは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬で、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を期待して用いられる。
c サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの地上部を基原とする生薬で、健胃、消化促進の作用を期待して用いられる。
d ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静の作用を期待して用いられる。
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
a 正
カッコンは、解熱鎮痛薬やかぜ薬に薬効があります。
b 誤
サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬です。
抗炎症作用や解熱作用、鎮痛作用などがあります。
解熱鎮痛薬やかぜ薬の薬効のほか、痔に伴う症状の緩和作用があります。
c 誤
サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根および根茎を基原とする生薬です。
鎮痛作用や鎮咳作用、利尿作用などがあり、鼻詰まりへの効果も期待できます。
鼻炎用内服薬に含まれています。
d 正
ブクリョウは、泌尿器用薬や婦人薬に配合されています。
利尿作用や鎮静作用、健胃作用に効果が期待できます。
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02
正解は 1 です。
a:正
カッコンやカンゾウ、マオウなどが配合された葛根湯は、感冒の初期、鼻かぜ、鼻炎などに用いられます。
b:誤
設問は、ブシの説明をしています。
サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とし、抗炎症、鎮痛、解熱などの作用が期待されます。
c:誤
サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根および根茎を基原とする生薬です。
鎮痛、鎮咳、利尿などに用いられ、鼻閉への効果も期待されます。
d:正
ブクリョウのその他の薬効として、抗潰瘍、血糖降下、血液凝固抑制作用、免疫増強作用などが知られています。
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03
正解→1
a)正
b)誤
サイコは、セリ科のミシマサイコの根から作られる生薬成分です。
c)誤
サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン、ケイリンサイシンの根や根茎から作られる生薬成分です。
d)正
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