登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問2
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品のリスク評価に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 少量の医薬品の投与では、発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全を生じる場合はないとされている。
b ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的に Good Clinical Practice(GCP)が制定されている。
c 「無作用量」とは、薬物の効果が発現し、有害反応が発現しない最大の投与量のことである。
d 医薬品に対しては、製造販売後の調査及び試験の実施基準として Good Vigilance Practice(GVP)が制定されている。
a 少量の医薬品の投与では、発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全を生じる場合はないとされている。
b ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的に Good Clinical Practice(GCP)が制定されている。
c 「無作用量」とは、薬物の効果が発現し、有害反応が発現しない最大の投与量のことである。
d 医薬品に対しては、製造販売後の調査及び試験の実施基準として Good Vigilance Practice(GVP)が制定されている。
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解:4 (誤 正 誤 誤)
医薬品のリスク評価に関する正誤問題
a:少量の医薬品の投与でも、体調が悪くなることがあります。
b:問題文の通りです。
c:「無作用量」とは、薬の効果が発現するまでの薬物容量のことです。
d:製造販売後の調査及び試験の実施基準として、「Good Post-marketing Study Practice(GPSP)」が制定されています。「Good Vigilance Practice(GVP)」は、製造販売後安全管理基準のことです。
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02
正解は「4」です。
a:誤
「生じる場合はない」が誤りです。
少量の医薬品の投与でも発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全を生じる場合があります。
b:正
Good Clinical Practice(GCP)に準拠した手順で安全な治療量を設定することが、新規医薬品の開発に関連する臨床試験(治験)の目標の一つとなっています。
c:誤
「薬物の効果が発現し、」が誤りです。
医薬品の投与量を増やしていき、何も効果もない量を無作用量といいます。
問題文は治療量の説明です。
d:誤
「Good Vigilance Practice(GVP)」が誤りです。
製造販売後の調査及び試験の実施基準はGPSP(Good Post-marketing Study Practice)です。
問題文のGVP(Good Vigilance Practice)は、製造販売後安全管理基準のことです。
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03
正解は 4 です。
a:誤
少量の医薬品の投与でも、発がん作用、胎児毒性や組織・臓器の機能不全を生じる場合はあります。
また、少量でも長期にわたって投与されれば、慢性的な毒性が発現することもあります。
b:正
これに準拠した手順により、安全な治療量などが求められます。
c:誤
薬物用量を増加させるに伴い、無作用量から最小有効量を経て、治療量に至ります。
そして、治療量上限を超えると中毒量となり、最小致死量を経て致死量に至ります。
d:誤
製造販売後の調査及び試験の実施基準として 制定されているのは、Good Post-marketing Study Practice(GPSP)です。
Good Vigilance Practice(GVP)は、医薬品の製造販売後安全管理基準です。
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