登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問3

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

健康食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  健康増進や維持の助けとなる食品は一般的に「健康食品」と呼ばれ、広く使用されている。
b  健康補助食品(いわゆるサプリメント)には、カプセル、錠剤等の医薬品と類似した形状で発売されているものも多く、誤った使用法により健康被害を生じた例も報告されている。
c  「機能性表示食品」は、疾病に罹(り)患していない者の健康の維持及び増進に役立つ旨又は適する旨(疾病リスクの低減に係るものを除く。)を表示するものである。
d  いわゆる健康食品は、安全性や効果を担保する科学的データの面で医薬品とは異なるものであり、医薬品を扱う者にとって、消費者に指導・説明を行う対象ではない。
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:正  c:正  d:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:5 (正 正 正 誤)

健康食品に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 正:問題文の通りです。

c 正:問題文の通りです。機能性表示食品制度は、平成27年4月に施行されました。

d 誤:健康食品は医薬品ではありませんが、消費者に指導・説明を行ってはいけないと定められているわけではありません。

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02

正解は「5」です。

a:正

健康食品とは、基本的に健康に良い食品全般を指す言葉です。

食品は医薬品とは異なり、身体構造や機能に影響する効果を表示することはできませんが、例外的に特定保健用食品には「特定の保健機能の表示」、栄養機能食品については「栄養機能の表示」ができます。

b:正

セルフメディケーションへの関心が高まっていることもあり、健康補助食品が広く使用されるようになった結果、誤った健康補助食品の使用により健康被害を生じた例が報告されています。

そのため医薬品を扱う者は、健康食品と医薬品は異なるものであることを認識し、消費者に指導・説明をすることが重要です。

c:正

機能性表示食品とは、病気にかかっていない人に対し、健康の維持や増進に役立つ、あるいは適する旨を表示した食品のことです。

平成27年4月より機能性表示食品制度が施行されました。

d:誤

「消費者に指導・説明を行う対象ではない」が誤りです。

安全性や効果を担保する科学的データの面で医薬品とは異なるものなので、消費者に指導・説明を行わなければなりません。

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03

正解は 5 です。

a:正

食品は医薬品とは異なり、効能・効果を表示することはできませんが、特定保健用食品については、「特定の保健機能の表示」ができます。

また、栄養機能食品については、各種ビタミンやミネラルなどに対して「栄養機能の表示」が許されています。

b:正

健康食品の普及とともに、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てする」セルフメディケーションに近年関心が高まっています。

c:正

2015年4月、「機能性表示食品」制度が施行されました。

d:誤

いわゆる健康食品は、医薬品を扱う者にとって消費者に指導・説明を行う対象です。

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