登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問4

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  通常、医薬品は複数の薬理作用を併せ持つため、医薬品を使用した場合には、期待される有益な反応(主作用)以外の反応が現れることがある。
b  眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用とはいわない。
c  一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等から副作用の発生の経過を十分に聴いて、副作用の状況次第では、購入者等に対して、速やかに適切な医療機関を受診するよう勧奨する必要がある。
d  副作用には、直ちに明確な自覚症状として現れないものもある。
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「1」です。

a:正

薬理作用とは、薬物の生体の生理機能に影響を与えることを指します。

なかでも、期待される有益な反応を主作用といい、好ましくないものを副作用といいます。

主作用以外の反応であっても、特に不都合を生じない症状であれば副作用として扱われることはありません。

b:誤

眠気や口渇等も副作用の一つです。

比較的よく見られる症状から日常生活に支障を来すほどの健康被害を生じる重大なものまで、様々な副作用があります。

重要なのは、どのような副作用も起こらないようにすることです。

c:正

一般用医薬品は購入者が自らの判断で使用するため、副作用の兆候が現れたときは基本的に使用を中止し、医療機関の受診を進めることが重要です。

また、購入時にその薬のどんな副作用に注意すべきか等、適切な情報を提供することも専門家の役目です。

d:正

副作用は、容易に異変を自覚できるものだけでなく、血液や内臓機能への影響等のように自覚症状として現れないものもあります。

そのため、継続して使用する場合は定期的に医療機関を受診するよう促すことも必要です。

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02

正解は 1 です。

a:正

期待される有益な反応(主作用)以外の反応が特に不都合を生じないものであれば、一般に副作用とされることはなく、好ましくないもの(有害事象)についてのみ副作用といいます。

b:誤

副作用は、眠気や口渇等の比較的よく見られる症状から、日常生活に支障を来すような健康被害を生じる重大なものまでさまざまです。

c:正

医薬品を使用する人が、その薬の副作用を初期段階で認識することにより、副作用の種類に応じて速やかに適切に対処し、重篤化を避けることが重要です。

d:正

副作用には、血液や内臓機能への影響などのように、直ちに明確な自覚症状として現れないものもあります。

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03

正解:1(正 誤 正 正)

医薬品の副作用に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:眠気や口渇等は、比較的よく現れる副作用です。

c 正:問題文の通りです。

d 正:問題文の通りです。

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