登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問23
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 喉頭は、発声器としての役割もあり、呼気で喉頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。
b 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管という。
c 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
d 肺自体に肺を動かす筋組織があるため、自力で膨らんだり縮んだりすることによって、拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
a 喉頭は、発声器としての役割もあり、呼気で喉頭上部にある声帯を振動させて声が発せられる。
b 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管という。
c 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
d 肺自体に肺を動かす筋組織があるため、自力で膨らんだり縮んだりすることによって、拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
- ( a, b )
- ( a, c )
- ( b, c )
- ( b, d )
- ( c, d )
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この過去問の解説 (3件)
01
正解:2(a・c)
呼吸器系に関する正誤組み合わせ問題
a 正:問題文の通りです。
b 誤:問題文は、「気管支」と「気管」を入れ替えると正しい文章になります。
c 正:問題文の通りです。
d 誤:肺自体には、肺を動かす筋組織がありません。横隔膜や肋間筋の拡張・収縮によって、肺は呼吸運動を行っています。
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02
正解は「2」です。
a:正
喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がのどぼとけです。
呼気で喉頭上部にある声帯を振動させて声が出るため、声帯に負担がかかると声がかすれます。
b:誤
「気管支」「気管」が逆になっており、誤りです。
喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管支といいます。
c:正
ガス交換を行うため、肺胞は粘液層や繊毛によって保護されておりません。
そのため、肺胞まで異物や細菌が侵入してきたときは、肺胞マクロファージがそれらを取り除きます。
d:誤
「肺自体に肺を動かす筋組織がある」が誤りです。
肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりせず、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われます。
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03
正解は 2 です。
a:正
喉頭は咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官で、軟骨の突起した部分(喉頭隆起)が、いわゆる「のどぼとけ」です。
b:誤
喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管支といいます。
c:正
肺の内部では気管支が細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造となっています。その球状の袋部分を肺胞といい、毛細血管が網目状に取り囲んでいます。
肺胞と肺胞の間は間質という組織で支持されています。
d:誤
肺の運動(呼吸運動)は、横隔膜や肋間筋の収縮と弛緩によって行われています。
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