登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問25

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

泌尿器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収される。
b  副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。
c  ネフロンは、腎小体と尿細管とで構成される腎臓の基本的な機能単位である。
d  男性は、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 1 です。

a:正

その後、老廃物が濃縮され、余分な水分、電解質とともに最終的に尿となります。

b:誤

自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌されるのは、副腎髄質です。

副腎皮質は、アルドステロンなどの副腎皮質ホルモンを産生・分泌します。

c:正

腎臓に入る動脈は細かく枝分かれしていて、毛細血管が小さな球状になった糸球体を形成しています。その糸球体の外側を袋状のボウマン嚢が包んでおり、これを腎小体といいます。

d:正

また、高齢者は排尿を制御する機能が低下するとともに、膀胱の容量が小さくなるため、尿失禁を起こしやすくなります。

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02

正解は「1」です。

a:正

その結果、老廃物が濃縮されて、余分な水分と電解質とともに最終的に尿となります。

b:誤

「副腎皮質」が誤りです。

自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌されるのは、副腎髄質です。

副腎皮質は、副腎皮質ホルモンが産生・分泌されます。

c:正

糸球体とボウマン嚢を合わせて腎小体といい、腎小体と尿細管をあわせてネフロンといいます。

d:正

その他にも、加齢によって膀胱や尿道の括約筋の働きによって排尿の制御機能が低下し、膀胱の容量も小さくなるため、尿失禁を起こしやすくなります。

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03

正解:1(正・誤・正・正)

泌尿器系に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:アドレナリンとノルアドレナリンは、副腎髄質で産生・分泌されています。

c 正:問題文の通りです。腎小体は、ボウマン嚢と糸球体で構成されています。

d 正:問題文の通りです。

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