登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問26

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

目に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛(し)緩によって、近くの物を見るときには扁(へん)平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。
b  眼瞼(けん)は、むくみ(浮腫)等、全身的な体調不良(薬の副作用を含む)の症状が現れやすい部位である。
c  結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼(けん)の裏側も赤くなるが、強膜が充血したときは眼瞼(けん)の裏側は赤くならない。
d  涙腺は上眼瞼(けん)の裏側にある分泌腺で、リンパ液から涙液を産生する。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3(b・c)

目に関する正誤組み合わせ問題

a 誤:問題文は、「近くの物」と「遠くの物」を入れ替えると正しい文章になります。

b 正:問題文の通りです。

c 正:問題文の通りです。

d 誤:涙腺は、血しょうから涙液を産生します。

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02

正解は 3 です。

a:誤

水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になります。

b:正

また、眼瞼は素早いまばたきができるよう皮下組織が少なく薄いため、内出血や裂傷を生じやすいです。

c:正

強膜が充血したときは眼瞼の裏側は赤くならず、白目の部分がピンク味を帯びます。

d:誤

涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生します。

涙液は起きている間は絶えず分泌されており、目頭の裏側にある小さな孔(涙点)から涙道に流れ込んでいます。

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03

正解は「3」です。

a:誤

「近くの物を見るときには扁(へん)平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す」が逆です。

水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛(し)緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁(へん)平になります。

b:正

眼瞼は、素早くまばたき運動ができるように皮下組織が少なく薄くできています。

そのため、内出血や裂傷が生じやすいです。

c:正

結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなります。また、強膜が充血したときは、眼瞼の裏側は赤くならず、強膜自体が乳白色なので白目の部分がピンク色になります。

d:誤

「リンパ液」が誤りです。

涙腺は上眼瞼(けん)の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生します。

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