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登録販売者の過去問 令和3年度 人体の働きと医薬品 問33

問題

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医薬品の体内での働きに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  医薬品を十分な間隔をあけずに追加摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなり、有害な作用(副作用や毒性)も現れにくくなる。
b  循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。
c  血中濃度はある時点でピーク(最高血中濃度)に達し、その後は低下していくが、これは吸収・分布の速度が代謝・排泄(せつ)の速度を上回るためである。
d  全身作用を目的とする医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が治療域に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められている。
   1 .
( a, b )
   2 .
( a, c )
   3 .
( b, c )
   4 .
( b, d )
   5 .
( c, d )
( 登録販売者試験 令和3年度 人体の働きと医薬品 問33 )
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この過去問の解説 (3件)

15

正解は 4 です。

a:誤

医薬品を十分な間隔をあけずに追加摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなり、逆に有害な作用(副作用や毒性)が現れやすくなります。

b:正

医薬品が効果を発揮するためには、有効成分が標的器官・組織の細胞外液、細胞内液中に、一定以上の濃度で分布する必要があります。

c:誤

血中濃度はある時点でピーク(最高血中濃度)に達し、その後は低下していきますが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためです。

逆に、血中濃度が最小有効濃度を下回ると、薬効はなくなります。

d:正

また、使用量及び使用間隔は、年齢や体格などによる個人差も考慮して定められています。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

正解:4(b・d)

医薬品の体内での働きに関する正誤組み合わせ問題

a 誤:有害な作用(副作用や毒性)は現れやすくなります。

b 正:問題文の通りです。

c 誤:代謝・排泄(せつ)の速度が吸収・分布の速度を上回るためです。

d 正:問題文の通りです。治療域とは、最小有効濃度未満の濃度域と毒性が現れる濃度域の間の範囲のことです。

5

正解は「4」です。

a:誤

有害な作用(副作用や毒性)も現れにくくなる」が誤りです。

医薬品を十分な間隔をあけずに追加摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなり、有害な作用(副作用や毒性)は現れやすくなります。

b:正

そのため、医薬品が効果を発揮するためには、有効成分がその作用の対象である器官や組織の細胞外液中あるいは細胞内液中に、一定以上の濃度で分布する必要があります。

c:誤

吸収・分布の速度が代謝・排泄(せつ)の速度」が誤りです。

血中濃度はある時点でピーク(最高血中濃度)に達し、その後は低下していきますが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためです。

d:正

年齢や体格等による個人差も考慮して使用量及び使用間隔が定められています。

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