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登録販売者の過去問 令和3年度 主な医薬品とその作用 問63

問題

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かぜ(感冒)の症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  葛根湯(かっこんとう)は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされ、重篤な副作用はない。
b  麻黄湯(まおうとう)は、体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、
かぜの後期の諸症状に適すとされる。
c  香蘇散(こうそさん)は、体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いもののかぜの初期、血の道症に適すとされる。
d  小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰(たん)を伴う咳(せき)や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘(ぜん)息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされる。
   1 .
( a, b )
   2 .
( a, d )
   3 .
( b, c )
   4 .
( b, d )
   5 .
( c, d )
( 登録販売者試験 令和3年度 主な医薬品とその作用 問63 )
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この過去問の解説 (3件)

11

正解は 5 です。

a:誤

葛根湯は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害、偽アルドステロン症を生じることがあります。

b:誤

これは、小紫胡湯の説明です。

麻黄湯は、体力が充実しており、かぜのひきはじめで寒気、発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていない状態の感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適すとされます。

c:正

香蘇散の構成生薬として、カンゾウを含みます。

d:正

小青竜湯は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることがあります。

構成生薬として、カンゾウ、マオウを含みます。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

正解:5(c・d)

かぜ(感冒)の症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する正誤組み合わせ問題

a 誤:葛根湯(かっこんとう)は、まれに重篤な副作用として肝機能障害や偽アルドステロン症などが生じることが知られています。

b 誤:麻黄湯(まおうとう)には、「体力充実して」などの「しばり」があります。問題文は、小柴胡湯に関する記述です。

c 正:問題文の通りです。

d 正:問題文の通りです。

5

正解は「5」です。

a:誤

「重篤な副作用はない」が誤りです。

葛根湯(かっこんとう)は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされますが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされます。

b:誤

問題文は小柴胡湯の説明のため誤りです。

麻黄湯(まおうとう)は、体力充実して、かぜのひきはじめで、悪寒がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適すとされるが、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪寒、胃部不快感、発汗過多、全身脱力感等の副作用が現れやすい等、不向きとされています。

c:正

胃腸の弱いもののかぜの初期がポイントです。

d:正

体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされています。

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