登録販売者の過去問 令和3年度 主な医薬品とその作用 問62

正解：４ 誤・正・誤・正

かぜ薬（総合感冒薬）の配合成分とその配合目的に関する正誤問題

a 誤：ブロムヘキシン塩酸塩は、去痰成分です。

b 正：問題文の通りです。デキストロメトルファン臭化水素酸塩は、延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑える非麻薬性鎮咳成分です。

c 誤：サリチルアミドは、解熱鎮痛成分です。サリチルアミドとエテンザミドは、水痘（水疱瘡）やインフルエンザにかかっている15歳未満の小児に使用してはいけません。

d 正：問題文の通りです。トラネキサム酸は抗炎症成分です。

正解は　４　です。

ａ：誤

ブロムヘキシン塩酸塩は、痰の切れをよくする去痰作用を目的として配合されています。

ｂ：正

咳（せき）を抑える鎮咳作用を目的として配合される成分は他に、コデインリン酸塩、ジヒドロコデインリン酸塩などがあります。

ｃ：誤

サリチルアミドは、発熱を鎮め、痛みを和らげる解熱鎮痛作用を目的として配合されています。

15歳未満の小児で水痘（水疱瘡）またはインフルエンザにかかっているときは、使用を避けなければなりません。

ｄ：正

トラネキサム酸は、凝固した血液を溶解されにくくする働きもあるため、血栓のある人や血栓を起こすおそれのある人は、使用前に医師などに相談する必要があります。

正解は「４」です。

a：誤

ブロムヘキシン塩酸塩は、たんの切れを良くする成分（去痰成分）です。

b：正

デキストロメトルファン臭化水素酸塩は、せきを抑える成分（鎮咳成分）です。

c：誤

サリチルアミドは、発熱を鎮め、痛みを和らげる成分（解熱鎮痛成分）です。

d：正

トラネキサム酸は、炎症による腫れを和らげる成分（抗炎症成分）です。