登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問61

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問61 (訂正依頼・報告はこちら)

かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  かぜの約8割は細菌の感染が原因であるが、それ以外にウイルス(ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなど)の感染がある。
b  かぜとよく似た症状が現れる疾患は多数あり、急激な発熱を伴う場合や、症状が4日以上続くとき、又は症状が重篤なときは、かぜではない可能性が高い。
c  かぜ薬は、細菌やウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することにより、咳(せき)や発熱などの諸症状の緩和を図るものである。
d  インフルエンザ(流行性感冒)は、感染力が強く、また、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われる。
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

a:誤

かぜの約8割はウイルス(ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなど)の感染によるものです。

b:正

かぜとよく似た症状が現れる疾患には、喘息・アレルギー性鼻炎・リウマチ熱・関節リウマチ・肺炎・肺結核・髄膜炎・急性肝炎・尿路感染症などがあります。

c:誤

かぜ薬は、細菌やウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去するものではなく、咳(せき)や発熱などの諸症状の緩和を図る対症療法薬です。

d:正

インフルエンザ(流行性感冒)はかぜと同様、ウイルスの呼吸器感染によるものですが、感染力が強く、また、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われます。

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02

正解:3 誤・正・誤・正

かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する正誤問題

a 誤:かぜの原因の約8割は、ウイルスによる感染です。

b 正:問題文の通りです。喘息・アレルギー性鼻炎・肺炎など、かぜとよく似た症状が現れる疾患は多数あります。

c 誤:かぜ薬では、細菌やウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することはできません。

d 正:問題文の通りです。

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03

正解は「3」です。

a:誤

「細菌」と「ウイルス」が逆になっているため誤りです。

かぜの約8割はウイルスの感染が原因ですが、それ以外に細菌の感染や、まれに冷気や乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もあります。

b:正

かぜとよく似た症状が現れる疾患に、喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチ熱、関節リウマチ、肺炎、肺結核、髄膜炎、急性肝炎、尿路感染症等があります。

c:誤

かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去するものではなく、咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それら諸症状の緩和を図る対症療法薬です。

d:正

かぜと同様、ウイルスの呼吸器感染によるものですが、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われています。

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