登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問68
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
小児の疳(かん)及び小児の疳(かん)を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状については、成長に伴って自然に治まるのが通常である。
b 小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状を鎮めることを目的とする医薬品(生薬製剤・漢方処方製剤)であり、小児における虚弱体質の改善は目的としていない。
c 小児の疳(かん)を適応症とする漢方処方製剤は、生後3ヶ月未満の乳児に使用することができる。
d 小児の疳(かん)を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、抑肝散(よくかんさん)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)のほか、小建中湯(しょうけんちゅうとう)がある。
a 身体的な問題がなく生じる夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状については、成長に伴って自然に治まるのが通常である。
b 小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状を鎮めることを目的とする医薬品(生薬製剤・漢方処方製剤)であり、小児における虚弱体質の改善は目的としていない。
c 小児の疳(かん)を適応症とする漢方処方製剤は、生後3ヶ月未満の乳児に使用することができる。
d 小児の疳(かん)を適応症とする主な漢方処方製剤としては、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、抑肝散(よくかんさん)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)のほか、小建中湯(しょうけんちゅうとう)がある。
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- a:正 b:正 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は 3 です。
a:正
また乳児の場合、食道と胃を隔てている括約筋が未発達で胃の内容物をしっかり保っておくことができないため、胃食道逆流に起因するむずがり、夜泣き、乳吐きなどを起こすことがあります。
b:誤
小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状を鎮めるほか、小児における虚弱体質、消化不良などの改善を目的とする医薬品です。
c:誤
漢方処方製剤は、生後3ヶ月未満の乳児には使用してはいけません。
d:正
ほとんどが構成生薬としてカンゾウを含むため、乳幼児に使用する場合は、体格の個人差から体重当たりのグリチルリチン酸の摂取量が多くならないよう、注意する必要があります。
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02
正解は「3」です。
a:正
他社との関わり等への不安や興奮から生じる情緒不安定・神経過敏が原因のひとつといわれています。
b:誤
「目的としていない」が誤りです。
小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状を鎮めることを目的とする医薬品(生薬製剤・漢方処方製剤)であり、小児における虚弱体質の改善を目的とする医薬品です。
c:誤
「使用することができる」が誤りです。
小児の疳(かん)を適応症とする漢方処方製剤は、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっています。
d:正
これらの処方のほとんどが、構成生薬としてカンゾウを含みます。
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03
正解:3 正・誤・誤・正
小児の疳(かん)及び小児の疳(かん)を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する正誤問題
a 正:問題文の通りです。
b 誤:小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳(かん)の虫等の症状を鎮めることのほかに、小児における虚弱体質や消化不良などの改善を目的としています。
c 誤:漢方処方製剤は、生後3ヶ月未満の乳児に使用することはできません。
d 正:問題文の通りです。
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