登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問77
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
駆虫薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と旋毛虫である。
b パモ酸ピルビニウムは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
c サントニンは、服用後、一時的に物が黄色く見えたり、耳鳴り、口渇が現れることがある。
d 駆虫薬は、腸管内に生息する虫体のほか、虫卵にも作用する。
a 一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と旋毛虫である。
b パモ酸ピルビニウムは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
c サントニンは、服用後、一時的に物が黄色く見えたり、耳鳴り、口渇が現れることがある。
d 駆虫薬は、腸管内に生息する虫体のほか、虫卵にも作用する。
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「4」です。(誤・誤・正・誤)
a:一般用の駆虫薬が対象となる寄生虫は「回虫」と「ぎょう虫」です。
b:パモ酸ピルビニウムは、ぎょう虫の呼吸・栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示します。
c:サントニンは、回虫の自発運動を抑える作用があり、虫体を排便とともに排出させる事を目的として用いられます。
d:駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用します。
虫卵や腸管内以外に潜伏した回虫の幼虫には駆虫作用がおよびません。
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02
正解は 4 です。
a:誤
一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と蟯虫です。条虫、吸虫、鉤虫、旋毛虫などの駆除を目的とする一般用医薬品はありません。
b:誤
これは、サントニンの説明です。
パモ酸ピルビニウムは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫します。赤~赤褐色の成分であるため、尿や糞便が赤く着色することがあります。
c:正
また、肝機能障害を悪化させるおそれがあるため、肝臓病の診断を受けた人は使用前に医師などに相談する必要があります。
d:誤
駆虫薬は、腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵には作用しません。
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03
正解:4 誤・誤・正・誤
駆虫薬及びその配合成分に関する正誤問題
a 誤:一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と蟯虫です。
b 誤:問題文は、サントニンに関する記述です。パモ酸ピルビニウムは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示します。
c 正:問題文の通りです。
d 誤:駆虫薬は、腸管内に生息する虫体だけに作用します。
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