登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問78
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
強心薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢(のう)中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の収縮による血圧上昇作用があるとされる。
b センソは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、微量で強い強心作用を示し、一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
c 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、強心作用が期待される生薬は含まれず、主に尿量増加(利尿)作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。)の排出を促すことを主眼とする。
d ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用のほか、強壮、血行促進等の作用があるとされる。
a ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢(のう)中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の収縮による血圧上昇作用があるとされる。
b センソは、ヒキガエル科のシナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬で、微量で強い強心作用を示し、一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
c 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、強心作用が期待される生薬は含まれず、主に尿量増加(利尿)作用により、水毒(漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。)の排出を促すことを主眼とする。
d ロクジョウは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用のほか、強壮、血行促進等の作用があるとされる。
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「1」です。(誤・正・正・正)
a:ゴオウには、血圧上昇作用では無く「末梢血管の拡張による血圧降下作用」があります。
b:センソには、心筋収縮力を高め、血液循環を改善する作用があります。
c:苓桂朮甘湯は「体力中等度以下で、めまい・ふらつきがあり、ときにのぼせ・動悸があるものの立ちくらみ・めまい・動悸・息切れ」に適します。
d:ロクジョウ(鹿茸)は、不整脈に対してリズムを整える作用があります。
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02
正解は 1 です。
a:誤
ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下作用があるとされます。
b:正
センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示します。センソが配合された内服固形製剤は、口中で噛み砕くと舌などが麻痺することがあるため、噛まずに服用します。
c:正
苓桂朮甘湯は、高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人は、構成生薬のカンゾウ中のグリチルリチン酸による偽アルドステロン症を生じやすく、また、動悸や息切れの症状は、それらの基礎疾患によっても起こることがあります。
d:正
生薬成分のロクジョウの配合は、医薬品にのみ認められています。
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03
正解:1 誤・正・正・正
強心薬及びその配合成分に関する正誤問題
a 誤:問題文は、「末梢血管の収縮による血圧上昇作用」を「末梢血管の拡張による血圧降下作用」に置き換えると正しい文章になります。
b 正:問題文の通りです。
c 正:問題文の通りです。
d 正:問題文の通りです。
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