登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問83
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問83 (訂正依頼・報告はこちら)
婦人薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a エストラジオールを含有する婦人薬は、一般用医薬品では内服薬のみが認められている。
b エチニルエストラジオールは、長期連用することにより、血栓症を生じるおそれがある。
c 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、体力虚弱なものの月経不順や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤であり、特に重篤な副作用は知られていない。
d 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔(じ)疾、打撲症に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
a エストラジオールを含有する婦人薬は、一般用医薬品では内服薬のみが認められている。
b エチニルエストラジオールは、長期連用することにより、血栓症を生じるおそれがある。
c 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、体力虚弱なものの月経不順や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤であり、特に重篤な副作用は知られていない。
d 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔(じ)疾、打撲症に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
- ( a, b )
- ( a, d )
- ( b, c )
- ( b, d )
- ( c, d )
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「( b, d )」です。
a:一般用医薬品では内服薬は有りません。
エストラジオールを含有する軟膏剤があります。
b:正しい記述です。
エチニルエストラジオールは、合成卵胞ホルモンです。
卵胞ホルモンは女性ホルモンの一種で「エストロゲン」とも言い、主に卵巣から分泌されるホルモンです。
卵胞ホルモンの分泌不足による更年期障害・無月経・月経困難症に使われます。
c:桂枝茯苓丸は「比較的体力のある人の月経不順・更年期障害に伴う諸症状の緩和」に用いられ、まれに重篤な副作用として「肝機能障害」があります。
d:正しい記述です。
桃核承気湯には「大黄」が含まれているため、授乳中の人には禁忌です。
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02
正解:(b・d)
婦人薬及びその配合成分に関する組み合わせ問題
a 誤:エストラジオールを含有する婦人薬は、膣粘膜または外陰部に適用されるものがあります。
b 正:問題文の通りです。
c 誤:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)には、「比較的体力があり」のしばりがあります。体の虚弱な人には不向きとされています。また、まれに重篤な副作用として肝機能障害があります。
d 正:問題文の通りです。
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03
正解は (b・d) です。
a:誤
エストラジオールを含有する婦人薬は、適用部位の膣粘膜または外陰部から吸収されて循環血液中に移行します。
b:正
また、乳がんや脳卒中の発生確率が高まる可能性もあるため、継続して使用する場合には医療機関を受診します。
c:誤
桂枝茯苓丸は、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える人の、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきびに適すとされ、まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じます。
d:正
体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人は、激しい腹痛を伴う下痢などの副作用が現れやすいため不向きとされます。
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