登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問89

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  イブプロフェンピコノールは、吹き出物に伴う皮膚の発赤や腫れを抑えるほか、吹き出物(面皰(ぽう))の拡張を抑える作用があるとされる。
b  ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間及び使用後も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時も塗布部を衣服、サポーター等で覆い、紫外線に当たるのを避ける必要がある。
c  ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中に0.025mgを超えて含有する外皮用薬では、特に長期連用を避ける必要がある。
d  主なステロイド性抗炎症成分としては、デキサメタゾン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ピロキシカム等がある。
  • a:正  b:正  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「2」です。(正・正・正・誤)

a:正しい記述です。

 イブプロフェンピコノールは、非ステロイド性抗炎症成分です。

b:正しい記述です。

 ケトプロフェンは外用薬に用いられる非ステロイド性抗炎症成分で、紫外線により使用中または使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症があらわれる事があります。

c:正しい記述です。

 コルチゾンは副腎皮質ホルモンの一種です。

 副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあるため、長期連用を避ける必要があります。

d:ピロキシカム非ステロイド性抗炎症成分です。

 「デキサメタゾン」「プレドニゾロン吉草酸酢酸エステル」はステロイド性抗炎症成分です。

 

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02

正解:2 正・正・正・誤

外皮用薬及びその配合成分に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。イブプロフェンピコノールは、イブプロフェンの誘導体です。

b 正:問題文の通りです。重篤な副作用である光線過敏症を防ぐためです。

c 正:問題文の通りです。

d 誤:ピロキシカムは、非ステロイド性抗炎症成分です。

参考になった数9

03

正解は 2 です。

a:正

イブプロフェンピコノールはイブプロフェンの誘導体ですが、外用での鎮痛作用は期待できません。

b:正

ケトプロフェンは、重篤な光線過敏症が現れることがあります。

また、まれに生じる重篤な副作用として他に、アナフィラキシー、接触皮膚炎があります。

c:正

短期間の使用であっても患部が広範囲にわたっている場合は、適用部位を限るなど過度の使用を避けるようにします。

d:誤

デキサメタゾン、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルはステロイド性抗炎症成分ですが、ピロキシカムは非ステロイド性抗炎症成分です。

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