登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問94

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問94 (訂正依頼・報告はこちら)

滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  アスパラギン酸ナトリウムは、軟骨成分を形成及び修復する働きがあるとされる。
b  システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされる。
c  補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦(けん)怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、寝汗、感冒に適すとされる。
d  ヘスペリジンは、ビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける作用があるとされる。
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:正  c:正  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「3」です。(誤・正・正・正)

a:「コンドロイチン硫酸」に関する記述です。

 アスパラギン酸ナトリウムは、乳酸の分解を促す作用があります。

b:正しい記述です。

 システインはアミノ酸の一種であり、「全身倦怠感の改善」もあるとされます。

c:正しい記述です。

 補中益気湯の、まれに重篤な副作用として「間質性肺炎」「肝機能障害」のおそれがあります。

d:正しい記述です。

 ヘスペリジンは、柑橘類(かんきつるい)に含まれるビタミン様物質です。

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02

正解は 3 です。

a:誤

これは、コンドロイチン硫酸の説明です。

アスパラギン酸ナトリウムは、生体におけるエネルギーの再生効率を高め、骨格筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促すなどの働きを期待して用いられます。

b:正

また、システインは皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促します。

c:正

補中益気湯は構成生薬としてカンゾウを含み、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じます。

d:正

ヘスペリジンは、温州みかんやはっさく、ダイダイなどの果皮および薄皮に多く含まれます。

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03

正解:3 誤・正・正・正

滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する正誤問題

a 誤:アスパラギン酸ナトリウムは、骨格筋の疲労の原因とされる乳酸を分解する働きがあります。問題文は、コンドロイチン硫酸に関する記述です。

b 正:問題文の通りです。

c 正:問題文の通りです。まれに重篤な副作用として、間質性肺炎や肝機能障害があります。

d 正:問題文の通りです。

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