登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問93

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

禁煙補助剤及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  咀嚼(そしゃく)剤は、菓子のガムのように噛(か)み、唾液を多く分泌させながら使用することが望ましい。
b  うつ病と診断されたことのある人は、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがあるため、使用を避ける必要がある。
c  ニコチンは、交感神経系を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがある。
d  口腔(くう)内が酸性になるとニコチンの吸収が増加するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔(くう)内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは咀嚼(そしゃく)剤の使用を避けることとされている。
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「4」です。(誤・正・正・誤)

a:ガムのように噛むと唾液が多く分泌され、口腔粘膜からの吸収が充分になされません。

b:正しい記述です。

 「してはいけないこと」の、「次の人は使用しないこと」に該当します。

c:正しい記述です。

 アドレナリン作動成分が配合された医薬品として、「鎮咳去痰薬」「鼻炎用薬」「痔用薬」などがあります。

d:口腔内が酸性になると、ニコチンの吸収が「低下」します。

 

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02

正解は 4 です。

a:誤

咀嚼剤は、菓子のガムのように噛むのは不適切です。口腔粘膜からニコチンが十分吸収されず、また、吐き気や腹痛などの副作用が現れやすくなるため、ゆっくりと断続的に噛みます。

b:正

また、摂取されたニコチンにより胎児や乳児に影響が生じるおそれがあるため、妊婦、母乳を与える女性は使用を避けます。

c:正

また、非喫煙者は一般にニコチンに対する耐性がないため、誤って使用することのないよう注意します。

d:誤

腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは咀嚼剤の使用を避けることとされています。

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03

正解:4 誤・正・正・誤

禁煙補助剤及びその配合成分に関する正誤問題

a 誤:咀嚼(そしゃく)剤は、ゆっくりと断続的に噛むこととされています。唾液が多くなるとニコチンが唾液とともに飲み込まれやすくなって、口腔粘膜からの吸収があまり出来なくなります。

b 正:問題文の通りです。

c 正:問題文の通りです。

d 誤:口腔(くう)内が酸性になると、ニコチンの吸収が低下することが知られています。

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