登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問104
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問104 (訂正依頼・報告はこちら)
次の医薬品成分のうち、その一般用医薬品の添付文書等において、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、「してはいけないこと」の項目中に、「長期連用しないこと」と記載することとされている胃腸薬の成分の正誤について、正しい組合せはどれか。
a テプレノン
b ラクトミン
c アルジオキサ
d タンニン酸アルブミン
a テプレノン
b ラクトミン
c アルジオキサ
d タンニン酸アルブミン
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「1」です。(誤・誤・正・誤)
a:テプレノンは、アルミニウムを含みません。
まれに重篤な副作用として「肝機能障害」があります。
b:ラクトミンは、アルミニウムを含みません。
「整腸成分」です。
c:正しい記述です。
アルジオキサは、アルミニウムを含む「胃腸粘膜保護成分」です。
d:タンニン酸アルブミンは、アルミニウムを含みません。
「止瀉成分」です。
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02
正解:1 誤・誤・正・誤
「長期連用しないこと」と記載することとされている胃腸薬の成分に関する選択問題
a 誤:テプレノンは、胃粘膜保護・修復成分です。アルミニウムは含まれていません。
b 誤:ラクトミンは、整腸成分です。アルミニウムは含まれていません。
c 正:アルジオキサは、胃粘膜保護・修復成分です。アルジオキサは、アラントインと水酸化アルミニウムの複合体です。
d 誤:タンニン酸アルブミンは、止瀉成分(収斂成分)です。アルミニウムは含まれていません。
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03
正解は「1」です。
a:誤
テプレノンは胃粘液の分泌を促す、胃粘膜を覆って胃液による消化から保護する、荒れた胃粘膜の修復を促す等の作用をもつ成分です。同様の胃粘膜保護・修復成分でアルミニウムを含むのは、アルジオキサとスクラルファートです。
b:誤
ラクトミンは腸内細菌のバランスを整える成分で、アルミニウムは含まれていません。
c:正
アルジオキサは胃粘液の分泌を促す、胃粘膜を覆って胃液による消化から保護する、荒れた胃粘膜の修復を促す等の作用をもつ成分であり、アルミニウムを含みます。
d:誤
タンニン酸アルブミンは超粘膜のたんぱく質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめることにより、腸粘膜を保護する成分で、アルミニウムは含まれていません。
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