登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問107
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問107 (訂正依頼・報告はこちら)
次の表は、ある一般用医薬品の鎮咳(がい)去痰(たん)薬(内服液剤)に含まれている成分の一覧である。この鎮咳(がい)去痰(たん)薬(内服液剤)の添付文書等において、「使用上の注意」の項目中に「過量服用・長期連用しないこと」と記載することとされている理由として、正しいものの組合せはどれか。
60mL中
ジヒドロコデインリン酸塩 30mg
グアイフェネシン 170mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 12mg
無水カフェイン 62mg
a 腸管粘膜への刺激が大きくなり、腸管粘膜に炎症を生じるおそれがあるため。
b 依存性・習慣性がある成分が配合されており、乱用事例が報告されているため。
c 倦(けん)怠感や虚脱感等が現れることがあるため。
d 副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあるため。
60mL中
ジヒドロコデインリン酸塩 30mg
グアイフェネシン 170mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 12mg
無水カフェイン 62mg
a 腸管粘膜への刺激が大きくなり、腸管粘膜に炎症を生じるおそれがあるため。
b 依存性・習慣性がある成分が配合されており、乱用事例が報告されているため。
c 倦(けん)怠感や虚脱感等が現れることがあるため。
d 副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあるため。
- ( a, b )
- ( a, c )
- ( a, d )
- ( b, c )
- ( b, d )
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「4」です。(b,c)
a:「センナ」などの瀉下成分に関する記述です。
b:正しい記述です。
「ジヒドロコデインリン酸塩」がこれに該当します。
c:正しい記述です。
「ジヒドロコデインリン酸塩」がこれに該当します。
d:「ステロイド抗炎症成分」に関する記述です。
*「ジヒドロコデインリン酸塩」は麻薬性鎮咳成分です。
「グアイフェネシン」は去痰成分です。
「クロルフェニラミンマレイン酸塩」は抗ヒスタミン成分です。
「無水カフェイン」は眠気防止成分です。
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02
正解:4(b・c)
鎮咳(がい)去痰(たん)薬(内服液剤)に含まれている成分に関する正答組み合わせ問題
a 誤:ヒマシ油やセンナなどの刺激性瀉下成分に関する記述です。
b 正:ジヒドロコデインリン酸塩は、麻薬性鎮咳成分です。依存性・習慣性がある成分として知られています。
c 正:同じく、ジヒドロコデインリン酸塩に関する記述です。
d 誤:デキサメタゾンやヒドロコルチゾンなどの、ステロイド系抗炎症成分に関する記述です。
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03
正解は「4」です。
a:誤
腸管粘膜への刺激が大きくなり、腸管粘膜に炎症を生じるおそれがあるのは、ヒマシ油やセンナなどの刺激性瀉下成分です。
瀉下薬は、繰り返し使用されると腸管の感受性が低下して効果が弱くなるため、常用を避ける必要があります。
b:正
ジヒドロコデインリン酸塩は依存性・習慣性がある成分です。
c:正
ジヒドロコデインリン酸塩では、倦怠感や虚脱感等が現れることがあります。
d:誤
副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあるのはステロイド性抗炎症成分です。
ステロイド性抗炎症成分は、長期間にわたって使用することは適切ではありません。
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