登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問106
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問題
登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問106 (訂正依頼・報告はこちら)
次の表は、ある一般用医薬品のアレルギー用薬に含まれている成分の一覧である。このアレルギー用薬の添付文書等において、使用上の注意に記載することとされている事項として、正しいものの組合せはどれか。
2錠中
メキタジン 4mg
リボフラビン 12mg
ピリドキシン塩酸塩 30mg
ニコチン酸アミド 60mg
a 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと。
b てんかんの診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。
c 緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。
d 下痢の症状がある人は、服用前に専門家に相談すること。
2錠中
メキタジン 4mg
リボフラビン 12mg
ピリドキシン塩酸塩 30mg
ニコチン酸アミド 60mg
a 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと。
b てんかんの診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。
c 緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。
d 下痢の症状がある人は、服用前に専門家に相談すること。
- ( a, b )
- ( a, c )
- ( a, d )
- ( b, c )
- ( b, d )
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「2」です。(a.c)
a:正しい記述です。
「メキタジン」が抗ヒスタミン成分のため、眠気が出るおそれがあります。
b:「ジプロフィリン」に関する記述です。
気管支拡張成分で、「てんかん」の診断を受けた人は「相談すること」になっています。
c:正しい記述です。
「メキタジン」が抗コリン作用もあるため、「緑内障」の診断を受けた人は「相談すること」になっています。
d:下痢の症状がある人が服用前に「相談すること」にあたるのは、「緩下作用のある成分が配合された内服用痔疾用薬」です。
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02
正解:2(a・c)
アレルギー用薬に含まれている成分に関する正答組み合わせ問題
a 正:メキタジンは、抗ヒスタミン成分です。抗ヒスタミン成分が配合された内服薬を服用後は、乗物又は機械類の運転操作をしないこととされています。
b 誤:ジプロフィリンなどのキサンチン系成分に関する記述です。キサンチン系成分は、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して、気管支を拡張させる効果が知られています。
c 正:抗ヒスタミン成分は抗コリン作用も示すので、緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談することとされています。
d 誤:アレルギー用薬には、下痢の症状がある人に対する使用上の注意はありません。
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03
正解は「2」です。
a:正
メキタジンは抗ヒスタミン成分であり、眠気が促されるため、服用した後は乗物又は機械類の運転操作を避けることとされています。
b:誤
てんかんの診断を受けた人で服用前に専門家に相談する必要がある成分は「ジプロフィリン」です。
問題文のアレルギー薬には含まれていないため、誤りです。
c:正
抗ヒスタミン成分であるメキタジンは、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示します。
そのため、緑内障の診断を受けた人では症状の悪化を招く恐れがあるため、服用前に専門家に相談する必要があります。
d:誤
下痢の症状があり、服用前に専門家に相談する必要があるのは、「緩下作用のある成分が配合された内服痔疾用薬」のため、問題文のアレルギー薬には含まれていません。
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