登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者と医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」(平成29年6月8日付け薬生安発0608第1号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添)において、おおよその目安とし70歳以上を「高齢者」としている。
b 高齢者は、若年時と比べて医薬品の副作用を生じるリスクが高くなるが、基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから一概にどの程度リスクが増大しているかを判断することは難しい。
c 一般用医薬品の販売等に際しては、実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に情報提供や相談対応がなされることが重要である。
a 「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」(平成29年6月8日付け薬生安発0608第1号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添)において、おおよその目安とし70歳以上を「高齢者」としている。
b 高齢者は、若年時と比べて医薬品の副作用を生じるリスクが高くなるが、基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから一概にどの程度リスクが増大しているかを判断することは難しい。
c 一般用医薬品の販売等に際しては、実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に情報提供や相談対応がなされることが重要である。
- a:正 b:正 c:正
- a:正 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:正
- a:誤 b:誤 c:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
高齢者と医薬品についての問題です。
正解です。
・おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としています。
・高齢者は若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなりますが、基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が大きく、年齢のみから一概にどの程度リスクが増大しているかを判断することは難しいです。
・実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に情報提供や相談対応がなされることが重要です。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
a【×】 医薬品の使用については、おおよその目安として65歳以上を高齢者と定めています。
b【〇】 高齢により肝臓や腎臓の機能が低下している場合、医薬品の作用が強く現れやすく、副作用も生じやすいことについて留意しておくことが望ましいです。
c【〇】 高齢者は、医薬品の説明の理解や添付文書等の記載の読み取りが難しい場合があります。
また、持病を抱えていることが多く、一般医薬品の使用によって症状が悪化する恐れがあるため、適切に情報提供や相談対応がなされることが重要となります。
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03
これは高齢者と医薬品についての問題です。
a:「高齢者」のおおよその目安は65歳以上とされています。
b:また、高齢者は持病(基礎疾患)があることが多く、一般用医薬品の使用で基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合があるため注意が必要です。
c:一般的に、高齢になると医薬品の説明を理解するのに時間がかかり、細かい文字が見えづらく、添付文書や製品表示が読みづらくなるため、専門家によって適切に情報提供や相談対応がなされることが重要です。
高齢者が医薬品を使用する際は、家族や周囲の人のサポートが大切となります。
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