登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問13
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の有効成分の代謝及び排泄(せつ)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄が早まるため、医薬品の効き目が十分に現れず、副作用も生じにくい。
b 多くの有効成分は血液中で血漿(しょう)タンパク質と結合して複合体を形成しており、血漿タンパク質との結合は、速やかかつ不可逆的である。
c 消化管で吸収される有効成分を含む医薬品を経口投与した場合、肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより少なくなり、効き目が現れにくくなる。
d 小腸などの消化管粘膜にも、代謝活性があることが明らかにされている。
a 腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分の尿中への排泄が早まるため、医薬品の効き目が十分に現れず、副作用も生じにくい。
b 多くの有効成分は血液中で血漿(しょう)タンパク質と結合して複合体を形成しており、血漿タンパク質との結合は、速やかかつ不可逆的である。
c 消化管で吸収される有効成分を含む医薬品を経口投与した場合、肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより少なくなり、効き目が現れにくくなる。
d 小腸などの消化管粘膜にも、代謝活性があることが明らかにされている。
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
医薬品の有効成分の代謝及び排泄(せつ)に関する問題です。
a【×】 腎機能が低下した人では、全身循環に到達する有効成分量が多くなるため、効き目が強く出たり、副作用が生じやすくなります。
b【×】 多くの有効成分は血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成しており、血漿タンパク質との結合は、速やかかつ可逆的です。
c【×】 肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量が多くなるため、効き目が強く出たり、副作用が生じやすくなります。
d【〇】 小腸などの消化管粘膜や腎臓にも代謝活性があることが明らかにされています。
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02
これは医薬品の有効成分の代謝及び排泄についての問題です。
a:腎機能が低下した人では、正常な人に比べて有効成分が尿中へ排泄されにくくなるため、医薬品の効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなります。
b:多くの有効成分は血液中で血漿タンパク質と結合して複合体を形成しており、血漿タンパク質との結合は、速やかかつ可逆的です。
c:肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより多くなり、効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなります。
d:代謝活性とは、物質が体内で化学的に変化し、作用が現れることをいいます。
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03
医薬品の有効成分の代謝及び排泄についての問題です。
正解です。
・腎機能が低下した人では、正常の人よりも有効成分の尿中への排泄が遅れるため、医薬品の効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなったりします。
・血漿タンパク質との結合は速やかかつ可逆的で、一つ一つの分子はそれぞれ結合と解離を繰り返しています。
・肝機能が低下した人では、正常な人に比べて全身循環に到達する有効成分の量がより多くなり、効き目が過剰に現れたり、副作用を生じやすくなったりします。
・小腸などの消化管粘膜や腎臓にも、代謝活性があることが明らかにされています。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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