登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
薬事に関する法規と制度 問20
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 薬事に関する法規と制度 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
一般の生活者からの医薬品の苦情及び相談に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 生活者からの苦情等は、消費者団体等の民間団体にも寄せられることがあるが、これらの団体では生活者へのアドバイスは行ってはならないとされている。
b 消費者団体等の民間団体では、必要に応じて行政庁への通報や問題提起を行っている。
c 独立行政法人国民生活センターは、寄せられた苦情等の内容から、薬事に関する法令への違反、不遵守につながる情報が見出された場合には、医薬品医療機器等法に基づき立入検査によって事実関係を確認のうえ、必要な指導、処分等を行っている。
d 医薬品の販売関係の業界団体・職能団体においては、一般用医薬品の販売等に関する相談を受けつける窓口を、行政庁の許可を受けることなく設置してはならないとされている。
a 生活者からの苦情等は、消費者団体等の民間団体にも寄せられることがあるが、これらの団体では生活者へのアドバイスは行ってはならないとされている。
b 消費者団体等の民間団体では、必要に応じて行政庁への通報や問題提起を行っている。
c 独立行政法人国民生活センターは、寄せられた苦情等の内容から、薬事に関する法令への違反、不遵守につながる情報が見出された場合には、医薬品医療機器等法に基づき立入検査によって事実関係を確認のうえ、必要な指導、処分等を行っている。
d 医薬品の販売関係の業界団体・職能団体においては、一般用医薬品の販売等に関する相談を受けつける窓口を、行政庁の許可を受けることなく設置してはならないとされている。
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
医薬品の苦情及び相談に関する問題です。
a【×】 消費者団体等の民間団体では、生活者へのアドバイスを行っています。
b【〇】 消費者団体等の民間団体では、必要に応じて行政庁への通報や問題提起を行っています。
c【×】 (独)国民生活センター等の民間団体では行政庁への通報や問題提起を行っています。立ち入り検査は行政機関によって行われています。
d【×】 医薬品の販売関係の業界団体・職能団体においては、一般用医薬品の販売等に関する相談を受けつける窓口を設置する取り組みが行われています。窓口の設置に行政庁の許可を受ける必要はありません。
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02
一般生活者が不利益を被らないよう、行政庁のほか、消費者団体等においても生活者のための活動がされています。
正解です。
・生活者からの苦情等は、消費者団体等の民間団体にも寄せられています。
・それらの団体においては必要に応じて行政庁への通報や問題提起を行っています。
・国民生活センター等に立入検査等の権限はありません。
・医薬品の販売関係の業界団体・職能団体においては、一般用医薬品の販売等に関する苦情を含めた様々な相談を購入者等から受けつける窓口を設置し、業界内における自主的なチェックと自浄的是正を図る取り組みがなされています。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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03
これは一般の生活者からの医薬品の苦情及び相談についての問題です。
a:生活者からの苦情等は、消費者団体等の民間団体にも寄せられており、これらの団体では生活者へのアドバイスのほか、行政庁への通報や問題提起も行っています。
b:選択肢のとおりです。
消費者団体等の民間団体では、必要に応じて行政庁への通報や問題提起も行っています。
c:独立行政法人国民生活センターは、立入検査を行うことはありません。
d:医薬品の販売関係の業界団体・職能団体においては、一般用医薬品の販売等に関する相談を受けつける窓口を設けるなど、自主的なチェックと自浄的是正を図る取組みがなされています。
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